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春障子わたしをごっそり抜け落ちて 沖からの風は
ずっと前に止んで
マリンブルーのジュースの
べたつきだけ残った

たった一口
飲ませて貰った
激烈な甘さも

くちびるに染みいる
かすかなぬるさも
飲み込んでし ....
魚の眼はにこごりの眼である
滓々の溜まり水である
魚の眼はあらゆる向こう岸を
私より先に見に行ったのである

白色の食卓で対峙したそれに
容赦なく朱塗りの箸を突き刺して
ぺろりと平らげた ....
北大路京介さんの曳舟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うららかな- 曳舟俳句307-4-23
ラムネもどきの海- 曳舟自由詩307-2-26
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