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君との最後にしては満足できたのだろうか
今までの経験に比べたら上手に出来たのだろうか

君の呼吸は少しずつ深く遅くなっていく
微弱な鼓動だけが僕の手を伝い届く

「ありがとう」と唇が微かに ....
君が見せた優しさの中に狂気を見つけた
君の横顔に幼い面影が垣間見えた

温もりばかり求めて飛び出した部屋
寒空の下で落とした涙は凍りついた
凍えそうな身体を震わす
君が差し伸べた ....
黄色に銀杏の葉は染まり
秋の終りの冷たい雨を浴びて
一枚、また、一枚と散っています

月日は流れ香りだけ残し
貴方は遠い場所へと旅立って
私は二度と帰らぬ貴方を待ち続ける
未亡人と化す
 ....
師走の空は高く澄んでいて
雲は静かに流れています

朝方は特に冷えて息は白くなり
凍える手で自転車のハンドルを握る
力が入らなくてフラフラと彷徨うばかり

小学生の低学年の頃に ....
北大路京介さんの海月さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君に向けて- 海月自由詩408-1-6
死神- 海月自由詩3*07-3-14
未亡人- 海月自由詩6*06-12-9
師走空- 海月自由詩8*06-12-7

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