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フィオレルロ・ボドニのやうに 
閉ざされし部屋にて翔ばむ 
赤き火星よ 
   ☆ 
異常巻き 
アンモナイトぞ 
精緻なる 
整数よりも 
無理数を選り
  ☆ .... 
天狼の眼さえ優しき夕刻の西空高く服わぬ者
夜目遠目街は光の傘のうち見上げる春の冬の星座を
麦と真珠一対の名を見出せし好き人の名を我は知るなり
星影を抱きて部屋で愛しき言い尽くしてよ指 .... 
三分でラーメン喰って破滅してドンブリもろとも叩き割る街
朝の椅子 朝の冷たい君の耳朶 朝の冷たいコーンフレイク
初七日の間口五尺の半なまの太郎次郎のひきにくの花
ひだまりの 庭で ....