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もめて

盛り上がって

四人の女とそんなことしてる


六月の太い風が

熱をはらむ

公共と自我の

相克がはじまる


もめて

盛り上がって

四人の女 ....
白い花

バナナのように

焦げて


梔子よ

腐ってゆくのは

それは



ではないのだよ


白い花

バナナのように

焦げて
夜を歩く

夜を軽く

ひとりで歩く

ふたりは軽く

外灯は真っ白

雲は虹色

月は金色

あたまは薔薇


恋人の息子を

殴る

そんなじぶんを

 ....
アキコの場合も

どんな言葉言っても

すべて受け入れて

よけいに気持ち強くなっていった

おなじものを感じます


あれっていったいなんだろうね

正しいことがどうのこう ....
やさしくて

不器用な俺たちが

さいごには

獣のようになって


果てる


やさしくて

不器用な俺たちが

さいごには

獣のようになって
ダークフルーツケーキを焼きました

小さな幸せ感じたくて

2週間も前から生地を寝かせて

部屋じゅうに

たっぷりのブランディと

甘さを抑えたメイプルの香り


いつもの ....
ぼくらが

どこから来て

どこへ行くのかというようなことは

とても重要なことだ


ひとは

ひとによって生まれ

ひとであることで死んでゆく

それは

あらゆ ....
くちなし

花の粉

白の香り


さよなら

六月の太い風

さよなら

六月の深い闇


くちなし

花の粉

白の香り
未来なしの今だから

今を生きている私です

まいにちの

ちいさな喜び

見つけることが得意です


過去の泥ぬま怖いです

こんどの手術はお断りです


未来なしの ....
あなたのすべての瞬間が

たのしいものであったらと

祈ってみてもいいですか


きのう

またとおくへ

ふたりで

べつべつに漕ぎだした


あなたのすべての瞬間が ....
幸福になりたい

そして、はっとする

幸福ってなんだ

いまは幸福じゃないのか

だれもがよく思う

そんなことを思い歩いている


夜も

涼しくはなくなった

 ....
日曜日

午後8時42分発の

のぞみ

六月の夜をゆく

後悔は

じぶんを守る

言い訳にすりかわって

胸に貼りついた

この寂しさの正体は

なんなのだろう ....
こころを入れ換える、では足りなかった

こころは恩をすぐ忘れてしまうから

忘れてしまう訳ではないかも知れない

こころって

いっぱいありすぎるから問題なのだ


あのひとは
 ....
たましいは裁きをうけ

その烙印は

消えることがないのか


肉たちに

耳を澄ませば

海鳴りが

聞こえている


たましいは裁きをうけ

その烙印は

 ....
現地で雇った通訳は

インド系シンガポール人だった

忘れ物をしたとかで

彼のトヨタでインド人街に入る

カーステからは

浜崎あゆみが放たれていた

インドフラワーの店の前を通ったとき

インドと ....
ムード音楽

意味もなく妖艶なおばちゃん

四角く座している皆さん


俺たちは欠けた
美しい輪っかだよ。

私は欠けてない
満たされた輪です。


アルデンテ

精密 ....
音大生とつきあったことがある

NTTのとか、東京海上とかもある

大学や会社と付き合っていた訳じゃない

深層心理では、そうなのかも知れない


新緑の影が濃くなる

そのした ....
出会ったばかりだから

いや、

付き合いはじめたばかりだから

いや、

裸になったあとのふたりだから

つぎいつ会えるのか、六月会議をする


そいつを消費したあとは
 ....
おとうさんはきっと

こうやってきょうもかいしゃで

ひとをきずつけてきたんだろうな


帰宅しておそい飯を食う

おいしいからこれあげるよ

息子がこんにゃくゼリー青りんご味を ....
裸をわしづかみにする彼のことを

ひとびとは

才能と肉体の絶倫者と呼ぶかも知れない

それは間違いだ

彫刻とは

宇宙に開いた精神の運動のことだ

あえていうならば

 ....
新興住宅地には

ツツジとハナミズキ

さやかな風には

幹線に植わられた緑


光の匂いのしたを

家族という関係で

存在で歩いている


新興住宅地には

ツ ....
モーヌ。さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(51)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
相克- 吉岡ペペ ...自由詩107-7-1
梔子よ- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-28
夜を歩く- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-25
転送- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-24
果てる- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-23
いつもの休日- 吉岡ペペ ...自由詩107-6-23
生き物たち- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-22
白の香り- 吉岡ペペ ...自由詩307-6-22
未来なし- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-20
きのうとおくに- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-17
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-14
六月の夜をゆく- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-11
たましいを入れ換える- 吉岡ペペ ...自由詩107-6-8
たましいは- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-6
フラワー- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-6-2
信濃町にて- 吉岡ペペ ...自由詩207-5-26
チェロ子- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
六月会議- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-19
かじかむこころ- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-14
ロダンという男- 吉岡ペペ ...自由詩307-5-7
五月を抜ける- 吉岡ペペ ...自由詩107-5-4

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