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「並んだテールランプ
 漁り火のよう
 空はくれてやる」

「地味な色の饅頭は
 もういいや
 飴を噛んで夜を待つ」

「諦めの早い男
 高望みする女
 手を離せば知らない人
  ....
勢いベンツのSクラスで
裏通りのちっぽけなパーキングへ
恥も外聞もなく突っ込んだ
そこに無人契約機「むしん君」がある

「むしん君」は大切なトモダチだ、
たった今も20万円を引き出した
 ....
霧のエニグマ
降り停まり 指に纏え

…………………………

空に掴んだ
君の手を 僕は妬む

…………………………

霞み疲れた
恣意的な 下卑るソウル

………… ....
先生:ぐっもーにん えぶりわん

生徒:ぐっもーにん ミス・きたおおじ


先生:はわゆー?

生徒:あいむふぁいん、せんきゅー。あんどゆー?


先生:あいむふぁいん、せんきゅー ....
日曜日の昼さがり ブラブラ散歩
少し歩きすぎたか 見覚えのないところまで来てしまった

萬屋を見つけた
よろずや?

マンガでは見たことあるけれど 実在するとは

"品行方正 ....
重い足
その先の
風すぎる風



打ち寄せては途切れる
灯火の声



選ばれることのない
夜の目の道をゆく
風しかいない風



窓の奥に立つ子の手
 ....
僕の喉は小さな箱に入っていて
それはきっと小さなことだろうと思う

君の喉は箱には入っていないんだね
はじめて見たものをは、じ、め、て、
って声に出来るの?

夜になると夕焼けが歩道橋を ....
あれは、テレビでゴッホの贋作のニュースを見ていた時のことでした。

アナタはいいました。
「セザンヌの贋作はほとんど無い。セザンヌの絵を贋作することは不可能に近い」
なんのこと、ゴッホだけじゃ ....
最近、「消えた年金」問題ってのが、話題になっとるやろ??

じつは

あの年金 消したん ワシやねん
室生犀星の『我が愛する詩人の伝記』を読む。
その中で、立原道造のことを次のように書いている。
「彼は頬をなでる夏のそよかぜを、或る時にはハナビラのやうに撫でるそれを、睡りながら頬のうへに捉へて、そ ....
ひとつのボタンがあります

ボタンの横に
「このボタンを絶対押してはいけません」と書いた貼り紙が


押してみたくなりませんか?


人間とは「 やってはいけない 」と言われれば
 ....
この日ごろ、季節の風が吹くように、ふっと立原道造の詩のきれぎれが頭を掠めることがあった。背景には浅間山の優しい山の形が浮かんでいる。白い噴煙を浅く帽子のように被った、そんな山を見に行きたくなった。
 ....
我が北大路家は 代々 京都守護の仕事をしている

昔 空海が張ったとされる結界を 現在は父が張りつづけてる

私も中2の頃から仕事を手伝い始めている

結界の保守・管理などが主な業務

 ....
口に重い想いをひとつ
あなたの口に移しても
もっともっとと欲しがりつづけて
想いは軽くなるばかり
想いは薄くなるばかり


あなたが書くものが詩であるなら
わたしが書くものは詩 ....
水をつかみそこねて
ひとりでいる



いつまでも乾かない髪
水はしたたりつづけ
消えてゆく



窓には音だけが残り
ひとつひとつが
異なる外を映しながら
結 ....
あいをください






ゆるしてください






こころをあらわせてください







たすけてください









 ....
101匹ワンちゃん大行進。

ぜんぶ雑種だって良いじゃない! オオカミが混じってたって良いじゃない!


{引用=
                     次回予告:101匹" ....
水底にそっと触れると感情線が走っていて
僕の過去は沈むたびに息継ぎをしている
腫瘍のような実を実らせてる昼間の空気

(そうですか、から会話は始まって)

何も無いという事を研究し ....
夜が色彩を放ちながら
あめふらしを待っている
鍵をなくされた僕は
近づいても遠ざかっても
同じ場所にいる

牛の頭骨をかぶった
悪魔が迎えに来るよ
君と同じ足取りとそのテンポ
ゆ ....
線路上を逃げている。子供の暗殺者を殺そうとしている。
子供の暗殺者を屋根の上から投げ捨てると、子供は宙中
に消え、屋根の上に犬とも狐ともつかない動物となって
現れる。想念として、つぎをおぼえてお ....
四人の自分に
花を放ると
一人は喰い
一人は呑み
一人は吸い
一人は花だった



自分はまだ
ひとりだった













 ....
ある朝わたしは鴎になり
中央区永代橋の橋桁から白い小さな翼をひろげとびたつ

(そのときわたしははじめて空の名前を知ることになる)


江東区東陽町一丁目三番地
古めかしいビルの窓から
 ....
ふるらふらるる
風うごかして
冬の晴れ間の
{ルビ鈍=にび}のたびだち
雪に隠れた原おだやかに
駆けても駆けても
昼のお帰り


てててて まわる
うたのかたち
鳥が ....
「祈りの消滅は

 自立でも、怠情でもなくば


 愛の成立でもなく


 その他のすべてを

 併せ持って言葉を流し



 祈りの消滅は

 すなわち、
 ....
走馬灯がまわり終わったので
私は森に行きたいと言う
彼はちからづよい腕で
私を針のように持ち上げる

空はぬあーと曇っている
森の中に広場があり
むかし私たちが戯れたベンチがある
彼が ....
見世物小屋のなかの
見せるもののない見世物




誰も見ない見世物
モーヌ。さんの未詩・独白おすすめリスト(26)
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