すべてのおすすめ
かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
....
黒い背中を見ている つい
手は右に折れ
こ
れ
は ~
猫の毛 ....
,234、ねえ昔は一歩遅れて裏口からついて行くのが審美眼みたいに重宝されて、今では同時にスタートして、いいや、1、231、231、と先にフライングしても許される時代なんだから、置いていかれること ....
これは独白ですよ。たぶん。嘘は混じり込んでいるとも。もちろん。想像してみたくなる。いや、自分の死なんて想像してもつまらないものですね。幾ら考えたところで当たるわけないもの。なあんて、しかし捨ておけない ....
わたしが傷ついたのは斑にみる視線
....
詩らしきものを書こうとするとつい指先が躓いてしまう
あたまのなかで指先を動かせばそうじゃないよと笑ってしまうものもある
誰かの詩らしき言葉の綴りを読んでは逆立ちのふりをしている自分がいる
....
月に葉隠れとはいうけれど
そぞろ虫の影におびえる酩酊者
道端で眠る小地蔵が倒れて
まだ青い無花果の実が零れ落ちている
....
これは季節感のない冷蔵庫
一定の地位を占めるドライフルーツは罪なのであります
森の中で目覚めたまま立ちつくす僕のハムストリング
....
グレーのスーツが似合う彼女は普通のお嬢さんで
普通の家庭に育ち普通に教育を受けてきた
彼氏の部屋は引っ越しをしたばかりで
壁はまだ白いまま放置されて無口のままだ。
まだ片づけてないけど、 ....
モリエールからドストエフスキーへ至る僕たちは人間が嫌いだった
鳶から揚げをもらってありがとう。宇宙から見上げれば重量の力を借りているだけそれだけだからこの不安は不安と入り混じれば風船は鳶を ....
広島では二十歳を過ぎると自分のことを(わし)という。これは三十を過ぎても六十を過ぎても変わらない。
(わし)の僕は僕という時期を過ぎても俺という呼び方が少し足らなかったような気がする。
俺、な ....
眠るように死にたい
そう願うのは人間だけじゃない
夜行性の雀蛾や鼬鼠
僕と私
昼寝する象海豹だって同じこと
真夜中に他人目(よそめ)を避けて歩く人々に万歩計は要らな ....
△
言葉
挨拶 曖昧愛人
朝の意味 後残り半分
意味の不調 雨降る雪降る
裏社会の生活 家帰る途中で
駅東口順昭地区 色空間情報交換
親同士合併問題解決 音感知機能 ....
バチ当たる 罰が下ると言われても
無二歳 無碍にする
仏様だろう 神様だろうが
当たるも八卦当たらぬも八卦
知ったことではない托鉢の植木鉢
銭をくだされ世阿弥様
信じるには価しないよ ....
!と?喧嘩して=で振り返れば諦めもつくの
洗濯機の下から水があふれ出してきて
ホースが切れたのかと思えば流し口に糸屑がたまっていただけ
わたしが馬鹿だから気づくのも遅かったんだ。
....
藤棚をみて終わりにしたい
そう思いながら隣の庭が消えてしまう
積み置かれた状況 不要物
必要なものだけを鞄に詰め込んで
きみは何処へ行くというのか
即興で書いている ....
夏は獣臭い草叢を引きつれて僕の夜がはじまる。この湿気は妄想と戯れる暗闇の伴走者だ。チッまた羽虫が眼に飛び込んできた。
勢い急いで立ち止まれば大きな白い鼠が音を立てて、手前のブロックには壱メートル ....
じっとしていろ
子供のころはよく言われた
じっとしているのが苦手で手脚が 鶏
僕 みたい
....
夕べサマルカンドといえば聞こえもよく浮かんでくるのは撥弦に響く白い砂と一面の青さだろう
つい眼を奪われてしまいたくて昨日閉じたカーテンを少しだけ開けて眺めてしまう癖に
薄い夜の帳には光 ....
真夜中の、それも特に舗装もされていない道には気をつけることがある
これは僕の中にあるよくない傾向なのです
たとえばお金を拾うことは先ずないし(暗いからね)
本物の幽霊をみることもない(きみは ....
急流に傾く一途に揺れる岩 頷き
少年は片足を乗せ真っ直ぐな視線に耐えていた。
重層な雲に覆われた街の歴史的建造物
白蕗の羽織で啜る軒先茶屋の框
まるで、ピラミッドから眺めているような視 ....
氷の季節には回虫も動きを止めていた
突然太陽が暴れだしたのでリンコ/僕は逆らうことを諦めた
ゆるせないのは涼しい顔をして腹の虫を肥らせていること
弱虫と見せかけて強い者には抵抗し、さらに ....
コンビニで弁当と惣菜をひとつ
缶ビールは明日のためにふたつ
あとはテレビをつけっぱなしで眠るだけ
冬には窓のすきま風が冷たく
クーラーをつければ部屋から出れない夏
そんな二階のアパ ....
新聞屋は忙しい
その日のうちに記事を書き上げて印刷する
日が明けてまだ暗い夜明け前、遅くとも2時までには配送される
各々集積所から各家庭に配らなければならないからだ
だからといって投稿欄の ....
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
これは詩というか散文というのか、(書き)つつも迷ってしまうのだが、
、というのも僕は何人かの詩を読んで気持ちわるい、あるいは~わり~いよ、とか過去にコメントしたことがあるのね。ごめんなさいね。そ ....
壮麗な科学技術の夜明けまえ
ボクとあなたが苺の関係だったということ
そのことが不可解な生き方に付加価値を付けてボクの証明につながり
つなぎ合わせのリボンを引きちぎる獣たちの姿を予見し ....
容赦なく足もとは揺れ、真っ赤な炎を吹き出して大地が割れた
渇いた砂を巻き込み、刺々しい緑色群生がのみ込まれていく 底暗い活断層(裂け目の誕生だ)
荒ぶる原野うねる緑地帯
空を映し出す水面は、 ....
はじめに言っておくがわたしはこれから仕事をしなければならない。たった一時間だが、1100円と少し色つきの重労働だ。これから丑三つ時を過ぎれば街は深く暗い静寂に覆われる。路面も眠っている。陶酔感より ....
秋は仏頂面のヒゲ男を察知してイヌやネコも傍らに近づいては来ない
積み石で寝仕度を整えているのは巣を閉じた青蛇の一団だろう
まあるくそれでいて刈り取られた雑草の刺々しさがのこる畦道
....
atsuchan69さんのアラガイsさんおすすめリスト
(73)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
やわらかにも
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アラガイ ...
自由詩
8*
24-3-19
TEXTURA
-
アラガイ ...
自由詩
5*
24-3-19
、ぐるぐる巡る
-
アラガイ ...
自由詩
6*
24-3-17
仮定/ひとつの言い訳(死を下見して)
-
アラガイ ...
自由詩
7*
24-3-11
水曜日には幕をあげる
-
アラガイ ...
自由詩
6*
24-3-11
お粥
-
アラガイ ...
自由詩
10*
24-2-25
いやおい
-
アラガイ ...
自由詩
15*
24-2-18
WAKE.UP.TO悪夢
-
アラガイ ...
自由詩
12*
24-2-14
白い壁の女
-
アラガイ ...
自由詩
7*
23-9-22
戯作者からメッセージの付録
-
アラガイ ...
自由詩
7*
23-9-22
一昨日後ろの僕と
-
アラガイ ...
自由詩
4*
23-9-20
夜の興亡
-
アラガイ ...
自由詩
13+*
23-9-17
ピラミッド/隠室
-
アラガイ ...
自由詩
11+*
23-9-12
お鉢にしてみれば同じこと
-
アラガイ ...
自由詩
6*
23-9-11
カワウソ
-
アラガイ ...
自由詩
10*
23-9-7
それだけのこと
-
アラガイ ...
自由詩
14*
23-9-7
誤記振りの根性
-
アラガイ ...
自由詩
7*
23-9-5
やじろべえ
-
アラガイ ...
自由詩
15*
23-9-4
往生際のわるい窓ガラス~レトリック編
-
アラガイ ...
自由詩
5*
23-9-4
快便な生活(応答風に)
-
アラガイ ...
自由詩
6*
23-9-3
不本意な三角形の乱立
-
アラガイ ...
自由詩
9*
23-8-28
イカリンコのうた
-
アラガイ ...
自由詩
9+*
23-8-18
ひぐらしのうた
-
アラガイ ...
自由詩
9*
23-8-4
太郎新聞が行くよ
-
アラガイ ...
自由詩
9+*
23-7-29
溜息橋
-
アラガイ ...
自由詩
10*
23-4-21
不気味さの正体
-
アラガイ ...
自由詩
9+*
23-3-29
雲母の究明
-
アラガイ ...
自由詩
20*
23-3-11
ロマン湖にあこがれて
-
アラガイ ...
自由詩
7*
22-5-16
打ち壊したの章(ブレーキで二輪車を担ぐもの)
-
アラガイ ...
自由詩
9*
22-5-14
善師アキの空
-
アラガイ ...
自由詩
15*
21-9-27
1
2
3
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