すべてのおすすめ
ひと粒の種の眠りに欹てて
空と地は結ばれる
養い子らの息
殻の中で膨れる水脈
夢のからだが眠りを突き破るまで
太陽が孵す夏の日は澄んだ炎
抱きしめた夜は火傷を負って
欠片ひとつ 片 ....
封筒を開くと雨が降っていた
ポプラを濡らし翻るみどりの雨
ふるえる雛鳥を包み込む手つき
そうして一気に命を絞り出す
言葉は自らを断つ
川沿いの公園
濡れるがまま置き去りにされて
終わ ....
滲む濃紺のシルエット
おくれ毛ぬれたその耳を塞いで
いたのは 誰の声だったのか
小さな手から逃げ出した
風船は 空いっぱいにふくらんで
音もなく 破裂した 大人びて寂しい
始まり ....
石瀬琳々さんのただのみきやさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
擬態標本
-
ただのみ ...
自由詩
4*
19-8-3
モノローグ/断絶のために
-
ただのみ ...
自由詩
12*
19-6-23
暮れないまま
-
ただのみ ...
自由詩
16*
17-7-15
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する