すべてのおすすめ
わたしのなかを
あなたのなかを
風がいちど
吹きぬける
あつくもなく
さむくもない
温度とは
呼べそうもない風
放浪、漂流、点在、葬 ....
疲れの果てにあるはずの
深い眠りが閉ざされた
暗闇で放し飼いの、潜在的な――脅威
カーテンの向こう、いくつもの外壁を反射してくる性急な車のライトが、まるで
取り返しのつ ....
つ、たん、とわずかなタップダンス、軒先を転がるようなリズムがして
時のながれをひとあしおいこして行く
あのひとは、いまごろ猫だろう、思いのほか自由な四肢で世界を掻い ....
その入口をくぐってはいけない、きっと何も保証できることはない
その入口をくぐってはいけない、きっと満足な心境では
こちらに向かって返ってくることは出来ないよ、なぜか
辺りの空気は静謐 ....
あおい蝶だった、たったひとつの
あおいあおい蝶が飛んでいた…暗い、まばたきを忘れた夜に
さむけに痺れる歯茎の中で、とまどう悔恨のこびと、だらしな ....
君は月の背に腰かけ
ハイコントラストな
羽衣を織っている
僕は
凍てつく風を避け
木のうろにもぐりこみ
草の蔓をあつめて
ささやかな輪を作 ....
石瀬琳々さんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
どちらにしても風は吹き続けるのだから
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
10-10-6
色の無い血溜まり
-
ホロウ・ ...
自由詩
2*
08-10-6
猫の記憶
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
08-6-4
すみやかなランチ(服はちゃんと着ている)
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
08-3-14
あおい蝶がまた産声を上げる夜中(そして執拗に水は流れ続ける)
-
ホロウ・ ...
自由詩
3*
08-3-3
そのときから新しく刻まれる
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
08-2-5
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する