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彩る街の中を、寄り添う船が
あの銀色の平原を
滑るように進んでいった
街の中では
音もなくすれ違う人波、灰色の星
それでも
君は華やいでいると言うのだろうか
もう遠い船は
ただ ....
遠くには浮かぶ朱色
それに染まる無垢の白
太陽は目を閉じて
月はまだ眠りの中に
始まることは辛く
終わることは切なく、寂しい
揺らぐ夕映えに金色に
儚く日々を追う
いつか、泳ぐ ....
沈んでしまった
沈んでしまったんだよ
波は驚くほど冷たくて
足はガラスの欠片か何かで深く傷ついて
白いワンピース
ガラスの欠片
そのシルエット
日は音も無く哀しい程静かに
沈ん ....