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傾くピアノの黄昏に
透明なオレンジの
一滴が
空に
しみてゆく


そうして
トタン屋根の宇宙では
魚たちが
泳ぎはじめるのだ





どうか
明日も小鳥たちが
 ....
せつないね 水の音
世界が 少し へこんで
水の音
くすり指 井戸で ひたせば
風が 吹く 家


宿題を ぱたんと 鳴らして
水の音
よるが 窓から やってくる
遠くの 森で
 ....
柔らかに
穏やかに
緩やかに

流れて
流されて
せせらいで

途絶えることのない
序章の語らい

四季を幾重にも織り
魅せられてゆく背景を
美化することなくそのまま
鮮明に映しだし
時代を縫ってゆく ....
水の上に
ひとひら落ちた
花びらのように

月が
夕方の空に
浮かんでいる

流れているのは
雲だろうか
月だろうか

それとも
この私だろうか
海に還る
手続きはいらない

横たわり
網膜を青で満たしたら
循環する感情を
濾過する

やがて
余分な手足は
抜け落ちて
流線型になる

心配するな
そのころには
陸な ....
黒い川面には
ビルや橋の
色とりどりが映っている。
その中の点、
たとえば

にでもいい、
なれることができたら、

もう
橋なんて
渡らなくていいのに。
ひかる                                                                     
きおくの                       ....
もしも明日
世界が終わるなら
全く別の生き方ができるのに

もしも明日
君が死ぬなら
全く別の愛し方ができるのに



悲劇をくれよ
この胸いっぱいの悲劇を
それだけが救いなん ....
風を動かしながら作ってみました ほころぶつぼみは
握りこぶしを揺らす
乳飲み子の
すこしひらいた
くちびるのように
まあるい頬のように

まだ寒々とそらが暗く
いよいよ産まれる朝、
あなた
病室にとんで来て
 ....
こういう表現もありかなと思って投稿しました。単純ですが… 月がでているよ
青と夜の間にいるんだよ
赤は明日のじゅんび
巡るように運ぶじゅんび
{引用=
音もなくオレンジ色に燃える雲

だれかぼくに
手紙をください}
流れる青
ゆらりと空



昼過ぎる頃
水面のはためきは穏やかです
さりさりと 小さな冬は降りますが
彼はより一層 自由に空を

空と建物の切れ目
闇間にゆくまで

 ....
ぼんやりと見つめる先は
時に鮮明、時に不鮮明
過去が哀しんで現在の僕を憎んでるのが見えた
未来は微笑を魅せる
今日の朝、目覚めて僕は生まれた
今日の夜、寝付いて僕は死ぬ
はじめまして、 ....
本当に美しいものは
いつもひっそりと
身を隠している
高い梢にいる
一羽の鳥

私の知らない
街の景色

風が吹いているね
君の場所にも
逃げるように
何かから
遠ざかるように
赤い舌の影から
目印を目指すために
色の見えない道を走る
光なのか、
闇なのか、
深さも
果てなさも
風を切るわたしには分からない。
踏みしめた宙、
生まれた羽 ....
どこまで行けば
あの頃の
私に辿り着けるのか

走っても走っても
曲がり角は見つからず
ただ真っ直ぐに
ただ真っ直ぐに

巡る空の流れに
ただ逆らって
ただ戸惑えば

髪の毛の先っぽも
空を映した瞳の ....
あなたの寂しさ
あなたの強さ

洗濯物がまわっている
終わりを告げる声は無く
始まりを告げる声も無い

泣くのは
人だけではないだろうに

それでも再び
巡りくると疑わず
ゆうひは、みひつのこい
じゅんすいなものは、ざんこく
てらされる、すべて
まぶしいかげに、かくして
一生、向けられることのない視線に
絶望するのは簡単だから
目 も
耳 も
全部 塞いで
何も 感じられないように
君のこと 忘れよう




明日に なったら
君のこと 忘れよう
あめ、いつからふってるの?
めをとじてあなたのこえをきいてると
じかんのかんかくがくるってく


すきなしょぱんのあのきょくが
とおくからきこえてくる


ぱぱがむかしおしえてくれた
いどのおは ....
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する

私もまた
ひとつの
季節なのだと

いずれは
白く
凍ってしまう

冬枯れの木のように
大嫌いだった あの日に
いつの間にか 戻ってきて
掛け違えたままのボタンも
そのままに 走り出す
どこまでも
白く
どこまでも
くらい
あの空

君ニ恋シタ心マデ 嘘ニナッテシマウ ....
夜は手探りでした どうしようもないほど

深い瞑想からかえると

誰もいない静かな坂に迎えられ

私はその緩やかな下り坂を

溢れ出す涙に続いて降りました

街灯と呼べる明かりを求めても

涙が光 ....
白がそよいで頬をいく
ちいさなちいさな記憶をひとつ
なだらかな野辺に{ルビ錨=いかり}をおろせば
緑色の秋がふりそそぐ

やわらかな雲の群れを辿れば
まぶたは風にまどろむ

じっとしていなければ
追いつけない季節

木漏れ日を新呼吸し ....
ほうらご覧よ
あんなに見事な

ゆるりゆるりと
銀の鱗を光らせて
水面に映る魚のよう

ゆるりゆるりと
眺めていたら
水の底から
見上げてるのは
こちらのほう

銀の鱗の魚に ....
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