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{ルビ埃=ほこり}がかったランプの下 
赤{ルビ煉瓦=れんが}の壁に{ルビ凭=もた}れ
紙切れに一篇の詩を綴る 

クリスマスの夜 
遠い昔の異国の街で 
一人の少女が売れないマッチに火を ....
晴れ渡った あの空 だったかしら?
それとも 父が抱き上げてくれたあの空だったかしら?
母の 背中のあの空だったかしら?
おばあちゃんと見上げた夕焼けの空だったかしら?
悲しくて目覚めたら夜だ ....
残された わたしは
息をしなければならないと
ごぶごぶと
両腕で水をかきわけながら
溺レル

月も星もない
光なき空の下
コールタールのように
生き物の棲まない
真っ黒い海がうねる ....
 ぬるり とした
 裏切りの手触りが
 みぞおちのあたりをえぐるので

 夕方に食べた くりぃむパンを
 仕方なしに
 吐く

 かつえて にべもなく 求めつづけられる程には
 もう ....
雨が降ると複数の穴から
水が漏れて
まるで
滝のように降ってくる

温度変化の激しい夜は
風邪を引きやすいから
ご自愛下さい
三寒四温の季節には
そんなことも書簡に認める

複数 ....
得意料理は
肉じゃがね

どうせウソつくなら

もう少し
なんだろう

オトコの心を掴めるウソを言うといいよ

たとえば野菜炒め

たぶん反応がちがうよ

それと野菜炒めな ....
会話は
なんで成立するのか
ボエケットの帰りに考えた

共通の認識があって
共通の感性
共通の世界に住んで
穏やかな気持ちで居れば
ことばは要らない

迷惑な三角帽子
巫 ....
家になんか
帰りたくない
親も子も
夫もカエリミズ
わたしは
君と
棚卸がしたいんだ

だけど
世間が許しちゃくれない
観音様は
お見通し
岸を離れた船は
戻らない

6 ....
そちらの梅雨時は想像でしかありませんけど 辛そうですね。
こちらは蝦夷梅雨かもしれない雨続き
雨枯れのお花を見つけては哀しくなっております。
詩のせいでしょうかと.。
そんなことにまで想いを ....
空を飛ぶことを夢見て
ニワトリ、ペンギン、ダチョウたちは
スキージャンプに挑戦する
「スズメ達が見てきた景色と同じものを見られるだろうか」と
高く高く飛ぶ

陽気なオウム、九官鳥たちは
 ....
 「ごめんなさい」の 名刺を
 わたし たくさん 持っていた
 けれど
 ほんとうの 「ごめんなさい」は ほんの少しだったかもしれない

 それは とても かなしいこと
 隣町の休 ....
さらさら/さらさら/さらさら/さらさら
夜がひかりを浴びている。
さらさら/さらさら/さらさら/さらさら
暗闇の空から、月の青い液状の光線がおおう。模様ガラスをすかしてゆがんだ火焔の抽象 ....
最近。
エレベーターで夜遅くに帰ってくると、エレベーターが1階にまで来てることがある。へーこんな夜中でも出かける人いるんだなあ、自分みたいに、とか思ってたけど、ちょっと違うかも。帰宅した人が、エレベ ....
Rin Kさんの未詩・独白おすすめリスト(43)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩ノ灯- 服部 剛未詩・独白10*06-9-13
はじめての空の記憶- ひより未詩・独白5*06-9-9
黒い海- とうどう ...未詩・独白10*06-9-4
- 月音未詩・独白306-8-29
複数の穴- あおば未詩・独白8*06-8-16
ムスメさんへ- よーかん未詩・独白606-8-9
人の会話- あおば未詩・独白6*06-7-26
ほたる- 蒼木りん未詩・独白306-6-30
わたしへの手紙- ひより未詩・独白2*06-6-25
鳥のオリンピック- 壺内モモ ...未詩・独白6*06-5-23
金平糖- 月音未詩・独白506-5-12
ひかり・ひかる・ひかり- 前田ふむ ...未詩・独白5*06-3-8
エレベーターの向こう側- umineko未詩・独白3*05-11-19

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