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白い雲青らむ渚描いてく
    心の色は自由自在


砂浜に続く足あと追いかける
    麦わら帽子風のステップ


海の色変えてゆくまに一瞬の
    楽章を見る{ルビ波濤=はとう ....
かつていた冷凍都市を思い出すような小説書いている初夏


再放送されてる温泉番組を観ているぼくを見ているかか氏


転校生だったあの子は元気かなどおんどおんと胸打つ花火


 ....
貧血で倒れ授業を欠席すトマトジュースを飲むベッドの上

静岡に住んでる親に我が病伝えられずに留年をする

眠れぬ夜ベッドで横になりながら大学中退考えるなり

騒がしい授業に怒りこみあがりそ ....
  クローバー

   舌に巻取り行く牛の          

  胴の{ルビ片方=かたへ}に朝日は濡れる



  貰はれて育ちし吾と

   知りてより

  牧にゐ ....
 砂漠吐く 大地を北に追いやりて 
  掌でひろげゆく 花鳥風月

 三面の視線を 井戸に通したる
  水面ゆらすは 深紅の星空

 くずおもちゃ 集める地平は紙の上
  いつか夢見 ....
油染みだらけの記憶のわら半紙提出期限をとうに過ぎ去り




透明なグラスの底を目にあててきみの星座を見る白昼夢




あの夏にきみが投じた問いかけのこたえをさがす 波のまにまに ....
まどろみの中で貴方の去る気配感じてみぢかき夜を恨みぬ

白肌のうるおう術も知らぬまま落ち逝く沙羅の姿さやけし

雨の矢に毒を塗りたし恋ごころ睡蓮泣きて梅雨雲を呼ぶ

星合ひの前夜に胸の ....
今青き蛇の抜け殻くぐりぬけ廃墟のごとき雨の降るかも


コスモスの群がる丘で赤と青 少年少女が燃やすむらさき


錆び付いたあなたが今夜もあらわれて僕のくちびる噛んでさよなら


降 ....
Rin Kさんの短歌おすすめリスト(158)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海の画帳- 石瀬琳々短歌9*06-7-4
【短歌祭参加作品】あしたも夏でありますように- 本木はじ ...短歌14*06-7-3
【短歌】体調を崩しやすくて- 壺内モモ ...短歌3*06-7-1
朝日は濡れる- 杉菜 晃短歌4*06-6-28
奏々、- ふもと  ...短歌4*06-6-6
教科書を、閉じる- 望月 ゆ ...短歌37*06-3-6
半夏生- 落合朱美短歌15*05-6-25
退色未遂- 本木はじ ...短歌2804-11-2

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