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「遅すぎたんだね」
後悔するような
美しい朝焼けの空の下で
貴方はあたしにそう言った
柔らかな水を湛えたその目は
ただただ神秘に満ちていて
「どうか嘆かないで
....
透明な青い海を
濡れるのも構わず私はかきわけた
海の先には 知らぬ土地があるのだろう
無力な私でも
行きたいと願う夢だけは与えられた
あなたはそんな私を無様だ、と、笑っていた ....
あたしたちは
同じ模様を背に宿して
血の繋がらない双子のような
そんな気分で生きていたよね
くすくす笑ったり
さめざめ泣いたり
いつも一緒だったから
身を切るような孤独があっ ....
あたしが生まれる前のこと
パパとママは恋をした
骨まで溶けてしまうような
そんな激しい愛を見た
そうして生まれたあたしには
誰にも内緒の秘密がある
あたしはとても幸 ....
『ねえ』
世の中矛盾だらけだよって
背伸びのつもりで言ってみた
『歌姫』
ららら
ずっと歌うよ
そのぼやけた孤独にある
君の輪郭を撫でるため
『灰色』
....
さらさらはらはらと降りおちてくるような
あなたの手のひら
私はそれに甘えながら
体の奥で静かに溶けてく優しさを感じている
こんなに明るい日差しにすけて
ほこりが優しく舞っている
....
切れかけた灯が点滅して
夜の空気をざわめかせている
人もまばらな公園で
赤く染まった爪先が
あなたの頬を蹴りつけた
ちらちらと瞬く安い灯りは
薄暗く二人を纏う
その中で白く浮かぶ ....
水在らあらあさんのロリータ℃。さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初恋
-
ロリータ ...
自由詩
2
07-7-23
冷たい春
-
ロリータ ...
自由詩
5
07-6-27
キス
-
ロリータ ...
自由詩
5*
07-3-25
薄青おはじき
-
ロリータ ...
自由詩
5
07-3-18
真夜中の刺繍
-
ロリータ ...
自由詩
6
07-1-17
粉砂糖
-
ロリータ ...
自由詩
3
06-12-7
蛍光灯
-
ロリータ ...
自由詩
11*
06-11-9
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