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きみが
卵をたべたいと
いうから

だから
ぼくは

三匹ならんだ
かえるのひみつを
はなしたんだ

なのに
きみときたら

ながいはなしの
あとに

ひとこと

 ....
めだまやきよりも
おおきいの


あなたは
首を傾げながら
尋ねるから

うさぎは
卵からは
産まれないのよ


わたしは
手に取った雪を
固めながら
呟いた

 ....
硝子越しに見た世界の
何かに 憧れたのか
足下に限られた世界の
何かに 追われたのか

求めた水場に
たどり着く前に
力尽きたことは
確実で

黒炭に足が生えたような姿は
かつて ....
耳を澄ましてしまえば
その囁きが
意味となって
ぶつけられるから

凪いだ海を見つめても
山の端の落日を見上げても
溢れるように
言葉を紡いで
狂ったように笑って

始まりばかり ....
水在らあらあさんの彰さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
へび- 自由詩507-2-17
品種- 自由詩6*07-1-7
- 自由詩2*06-7-16
狂ったように笑う- 自由詩206-6-29

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