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心の中の本棚に
私小説が増えてゆく
主人公は
いつも不器用で
哀しいほど
いつもみっともない
誰が読んでくれるでもなく
ただ
収められてゆく
落胆のため息とともに
それは ....
私が泣いているのではありません
私の中の
どこかが泣いているんです
涙でも泣き声でもありません
私のどこかの
傷みです
私には家族がいて
一緒に笑う友達がいて
柔らかく抱かれてくれる仔犬もいて
だから
思ってはいけないことなのかも
“ひとりぼっち”だなんて
・・・・
きっとこの“ひとりぼっち” ....
ばかみたいに・・・
ううん
ばかでもいいや
まちがってても・・・いいや
きみを
しんじるんだ
手を差し出せずに 僕たちは
手を繋げずに 僕たちは
それでも互いの温もりを
感じたくって
確かめたくって
他に知らなかったから
蹴ってみた
ぶってみた
突き飛ばしてみた
踏み ....
ごめんなさいが
素直に 言いたい
自分を取り繕う為ではなく
怒りを上手く かわす為ではなく
本当の ごめんなさいが
素直に言えるように
なりたい
傷ついた
自分の心を 知ってい ....
あいつの笑い声が
みぞおちのあたりを
握り潰す
きのう フラれたのに
今日も 同じ教室
まあるいね
こんもりと
きいろいね
くっきりと
わらってる
うたってる
さぼてんの
はちのすみ
はるですよ
はるですよ
ここにいま
いきてるよ