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どおぉーんとした夜明けには、
ゾンビがどんどん生まれて死なないのデス。
もしもーし。
死んでるデスか生きてるデスか。
もしかしてゾンビさん、
デスか。
....
とっても深刻午後だったラですよ。
ぼくラあたま風船つけ歩きまわす。
まわりひとたちへんな目で、
じろじろぼく見るのです。
ハロハローなので手をふって、
し ....
あだしのくんは、
ときどき冷たくなる。
あたしの隣で眠っていると、
あだしのくんのからだが冷たくなる。
あだしのくんの蒼白い肌が、
さらに蒼く透きとおって ....
ぼくたちは生きている。
これまでもこれからも、
そして今もぼくたちは生きている。
世界にはぼくたちがいる。
たくさんのぼくたちがいる。
たくさんの ....
彼がいる。
此処彼処に彼がいるので、
落ち着いて眠れない。
彼は日暮れになると満ち満ちてくる。
丑の刻を迎える頃には、
遙か彼方まで彼で満たされる。
此 ....
せっくすの意味を知ったのは、
煙草を覚えた日だった。
せっくすの女が吸っていたのを、
もらってはじめて吸った。
だけどはじめてせっくすしたのは、
その日じゃな ....
これはもの、
こわれものだから。
とっても大切にして、
こわさないで。
生きてないの、
これはものなの。
こわれてしまうと、
もう駄目。
こわれ ....
わたしは眠ります。
目を閉じ、
膝を抱えて、
冷たい液体に浸され、
ふゆる堕ちて、
目を見開き、
網膜に最後の瞬間を焼き付け、
固い地面に叩き付け ....