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しろく
白濁する身体

血管の赤く
くろぐろ流れる日々

小さな小さな
ほとんどミクロの

暗点より
無理から繰り出される

悲劇
ほとんど架空の

白濁する日々が
く ....
覚醒の寒流
眠けのぬめり
両端をめぐるもの
みずのようにそこに落ちる

自虐的な痛覚
人からの柔らかな傷み
痛くて痛くて
いたみは体を経て力へと

つながらない傷
繋がれている軽 ....
薄紫の
花を
目が食べ
目覚めたとき

その直後も
草を食むように
咀嚼しつづける
若葉いろの歯車

ふと遠い日のすももの果実
熟れて柔らかに割れ
したたって染みる
濃い赤紫 ....
アサリナさんのシホさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最後の痛覚- シホ自由詩106-6-18
流れるものはみな- シホ自由詩406-6-14
目覚め- シホ自由詩406-6-12

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