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夜が 遠く
とばりを 降ろして
空が 蒼く ささやく
深い 夜の 入り口に
細い 雨音は こころを
遠く 誘う
真夜中は か細い 寝息に つつまれ
明日の約束は 夢でする
....
その 始まりは
愛の『流出』でも
ビックバンの『開闢』でも よろし
ガンジスの砂粒より 多い星々と
生きとし生けるもので
この宇宙ができていて
仏・菩薩は
この宇宙の旅人 ....
潮の闇
せまり来る
夜の底は
白く輝く
繭があるから
微笑みの絶えない
静かな 沈んだ 夜
離脱した 魂は
深海に 浮遊して
消えては 灯り
微笑みは 光
沈 ....
陽光 燦燦
青空へ 誘う 透明な想い
世界は 光の乱反射
聞こえない 音の余韻
コップに溢れる 炭酸水
綺麗な 想い出は 弾け散る 青だから
この青空に 記憶させる 注ぎ込む
....
青山 靄に 煙り
湖面を 船は 走る
静寂の朝に
日いずる 場所に
気功を練り続ける 古老
樹木に 鮮やかに その緑 輝く
僕たちは 近未来から やってきた
僕たちは 仙術の ....
青空なる
自由の大地から
この大地
上下東西南北なる
六種に振動し
法塔 出現し
殿堂なる 天空に
そびえ立てる
この宝塔
ゆうに この大地を おおう
釈尊仏の眉間より ....
空 遠く 架かる
空に月
雲 風に たなびいて
消えていった
静かな 寝息は
繭玉のように
部屋に 浮かぶから
子守歌は 歌い継がれて
とっぷり 日が暮れた
夜の 十 ....
今
冷たい驟雨は
晴れ上がり
光
雲間を裂き
法のごとき
日輪の蓮華 現れる
朝の勤行 唱題
南無妙法蓮華経
流れる 音声
流麗の時
焼香の煙り
龍神のご ....
春の甘き 薫り
色とりどり 霞
今宵 はじけ
花の幽玄の形態に酔う
春 揺れて
来る そして 去る
この スウィングに
夜の 君は・・・
見詰め 見上げた
樹木の ....
この 空に
風が 溢れかえっている
君よ
希望の 胸に
張り裂ける 叫びを 乗せて
キーボードを たたき続けて
理想の国を
丹念に トレースする
君よ
きっと 春は そ ....
華やぎが 映る
空は 鏡
地の気息 のびて
高曇り
幽玄の 桜花 咲き出でて
この空が 霞む
大きく 咲き出でて
春の 約束は 果たされて
桜花の樹の下で
あなたと ....
黄金のけだるい 午後
芽吹きの 呼ばわる メタモルフォーゼ
祝典の空に
春 大いに叫び
人と社会を 呼ぶ
激烈の春の陣列はパステルカラー
もう そこまで 来て
盛り上がり
....
花は桜にて
新鮮に咲き誇る
桜花など
枝から折り取り
その ソメイヨシノなど
食っちまえ
日本語で 『シメイヨシノ』など
もぐもぐ 咀嚼して
酒の肴にして
明日の排便で出しち ....
古書店 まわりなどして・・・
『現代詩文庫』を幾十冊 読む
難しい詩論など いい
重々しく重層な 文体
軽妙でウィットのきいた詩
感性を逆なでして目覚めを促す 檄文
そこには ....
あらゆる意味で
生成流転の日常がいい
今日 新しかったものが
明日 古びてしまう
永遠と思われたものが
もろくも崩れ去る
野性の獣のごとき
機敏な世界
日々が日輪と共に ....
世界に向かって
自ずとこうべが下がる
私を この世に 送り出してくれた
父 母に
今日の コーヒーを 飲めることに
行った事のない 南アメリカの大地
屈強なあるいはか細い
季節 ....
高曇る
淡い灰色の空
ほどよい
緊張と弛緩
パステルで空に
輝く雲を 描いて
金色の輪郭を 希望で埋めつくしたら
そっと 諸天 善神が めくばせをするから
微笑みのなかで ....
朝の目覚め
夕の眠り
毎日 毎時
小さな『死』を繰り返す
潮が満ち
そして 今
引いてゆく
裸で生まれ 裸で死んでゆく
なあ 君よ!
この世でのカルマ(行為)が
....
最近のバスは気が利いている
近隣のかたのご迷惑になります
停車場での禁煙にご協力ください
つぎは ファシストジァパン
お降りのかたは パラシュートをどうぞ〜
街に買い物にいっても
....
この 霊的な徴を抱えた 破天荒
雷鳴 とどろく 春 浅い日
アボリジニ 伝説の吹き矢
良心を 植え込む 伝説の吹き矢で
一億二千万の 魂に 吹き当てる
良心の吹き矢 善良の種 ....
若い 日より
私に 心の叫びが あった
『臨終 只今』・・・
若き日の 嵐のような 感情の 起伏
暗い 濁流に 流れる 一枚の木の葉
焦燥し まんじりともせず 眠る
暗くした ....
言葉の原野
意味の森
君は いつでも そこで 休む
言葉の神秘と たわむれて
日が暮れるまで
秘密の作業にいそしむ
開拓者の小屋は
パソコンが置かれ
鉄筋マンションの五階に ....
その 君の
やわらかく
みずみずしく
すけてみえて
かんじやすい
感性を 心を
いや 良心を
守るべきなら
魂を入れる 要塞を 築くべきだ
武装した 兵など 配して
....
時空の迷宮に臥し
あなたの足跡を
まるで軍用犬のように嗅ぎまわっても
それは せんのないこと
時空の渚で
迷宮を彷徨いたい
渚の音は
あなたの構成のBGMたりうるのか
....
南無妙法蓮華経・・・・・・
デーモンがいるって、
悪の子が、
その子から分離する、
善の子が、天使が。
それってメタモルフォーゼ?
いや・・・
悪が、天使・・・善を生む?・・・
....
空がね
ほらこんなに 青い
太陽がね
ギラギラで
街を 隅々まで
照らすから 輝くから
小さな 体を
大きく 開いて
胸に 大気を 流し込む
流動の空気は『風』って ....
深々と 寄せてくる
夜の 間に
下弦の月が 静かだから
開かれた 秘密の扉
漏れくる 天界の光
倦む事を知らない 瞑想だから
月の鍵穴を そっと 覗く
幽かな 天空の序曲に 耳を ....
遅れてくる 朝に
日輪の再生が 静かに 遠く
密やかな冬至は 過ぎて
節をも分け 春分に 向かう
風もなく 穏やかな 一日なのだが
澄んだ 透明な陽光 麗らかな
味の無い 真空の時 ....
下弦の月
空に星
静かに見上げる
この窓の憂鬱に
暗闇は満ちる潮
夕焼けは あの約束
長い沈黙
昼から 読み続けた 本
見上げれば 夕闇 押し寄せ
スタンドに灯
....
朝 そして
まだ 明けやらぬ時
同志のために 無冠の友は
一軒 一軒と 黎明を突いて
機関紙を配るのだ
彼らの手に
我らの 希望が 託されている
心 優しき 民衆の笑顔が
....
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