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遠くの月と
近くの猫

しなやかな背を撫で
月の色した目を眺め

そして少しのお酒を飲む
そうやって嗤ってくださゐな
そうやって叫んでくださゐな

私が此處から動かぬやうに

白ゐ光に捕らわれ
赤ゐ血を流せばよゐのでせう

でも殘念
私を切り裂ゐたとて
黒ゐ黏液が一粒零 ....
ぽえむ君さんの七生さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒猫- 七生自由詩306-9-7
箱の中- 七生自由詩106-8-22

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