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また去年と同じ
桜が咲いたらあの公園まで歩こう
伸び過ぎた黒い髪を夜風にさらし
二人どきどきしながら、少しずつ触れ合った
そんなことを思い出しながら
この坂道を踏みしめ歩く、一歩、また一歩
 ....
春は世界を知る
君のその高らかな響きを
からだいっぱいに吸い込んで
散りいく花に感じながら
それさえもきれいなのだと
こころを知る
きれい

駆け上がり舞い上がり
のびた夏草を千切る ....
ここに生活を隔離する窓と音楽
春も夏も秋も冬も
気付けばもうこんな年寄りになっていた
春も夏も秋も冬も、すべて見ていたようで
本当は何も知らなかった
知らないで恋していた
知らないすべてに ....
よく晴れた日 五月
赤い車いすの 青年
「コンニチハ」、と
片手を上手にあげて
僕に挨拶してくれた

横断歩道 信号の青は
鮮やか過ぎた 心
渡っていく 盲導犬
みぎヒダリ、確認した ....
頭がぶっ飛んでしまうくらいに
遥か世界を越えて
愛しさを知った

眩しい真っ青な暴風に巻き込まれ
未熟な翼を拡げたのはいつだっただろうか

今ここから見える
たとえば雲の向こうの光は鮮 ....
厚化粧は可愛くないと
男は言った
煙に巻かれたように
ぼんやりと思い出す

白いスプリングコートが
包むのは私一人
妙な孤独感を抱えて
幾分か優しくなった風を吸い込む

単に眠たい ....
ぽえむ君さんのかのこさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キス- かのこ自由詩807-2-26
春夏秋冬_そばにいて- かのこ自由詩306-12-13
知らないすべて- かのこ自由詩306-8-27
赤い車いす- かのこ自由詩406-8-7
遥か世界- かのこ未詩・独白206-5-29
春コート- かのこ未詩・独白206-3-28

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