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(覚えていること)
くせ毛、喘息持ちの喫煙者で、裾のよごれた(でも長年きちんと手入れのされた)ジーンズ。カメラ、6×6、すこし背中を丸めて歩くくせ。犬のような、かんじ。
ベンチ、チャイ ....
君の乳房のかんじ、
とっても好きだったよ
まあ
でも
君のならえぐれてても
良かったけど
あなたの濃いすね毛
暖かくて
心地良かったよ
毛深いひと
きらいだと思ってたんだけ ....
写真を撮らなくなって一年ほど経った。しかし少しまた絵を描くようになって、カメラを使っているときにはほとんど絵を描いていなかった、文章だけはいつのときも書いている。
物事をおこなう上で(ここでは創 ....
うす青は群青の背に程遠く 終わらぬ恋の浅はかさを見る
はじめから終わっていたと知りながら引きずるように肌をぬらした
すべてなどあってないようなものだから千切れた胸に世界を仕舞う
....
冬と春が手をつないでいる夕方に
静かに立ってそとをみていました
わたしはもう少女ではなく
絶望と仲良くもありません
ひとりで
静かに立ってそとをみていました
燃えつきる煙草、蘭のつ ....
向かいの屋根の瓦にはまだすこし雪が残っている。祖母の家から預かっている蘭の葉が黄ばみはじめた。髪の先だけを少し赤く染めて、わたしは座っている。
選ぶことがすごく苦手だった。どうやって選んでき ....
あなたのことすきだったよ
死んでもいいとおもってた
でももうむかしのことです
思い出せないくらいに
うそをつくと、体が くっ と軽くなるから、抱かれたままうそはつけない。
ばれるから
しめった肌のかんじが すこしだけかわくとき
だから うそついてるんだな っとおもってたよ
はだかで ....
ふたつで1パックの太もも 紙コップのうすいコーヒーの温みで時間を計り からだをしめらせてうそをかくす たくさんのうそがドアーにはりついている そして地面が壊れはじめる 受け止められずに 受け流せずに ....
しおからい肌のおもては なまぬるく うらがえしてもどこか遠くて
愛してると言っても
形にはならない
ただ愛しい時間は降り積もって
吸い殻のように名残を残す
ちいさな風に
吹き飛んでしまうとしても
頭を胸のなかにいれて
ただしい頭蓋骨のかたちをおぼえる
そのあいだじゅうあなたはずっと息をひそめていた
かるいからだを持ち上げて
ただしい体温のおもみをおぼえる
そのあいだじゅうあなたは ....
光の輪を頭にひとつずつのせて こどもたちは 昨日をすこしずつ食べている ひとりひとりが 光の輪を頭にのせて
/
肌を投げ売るきせつのこども わたしたちは いつそこを出たのかしら 皮膚を ....
花を抱くなら花になり
水を抱くなら水になり
雲を抱くなら雲になり
人を抱くなら人になる
覚えている。
まつげ。くちびる。あごひげの、長いところ、みじかいところ。つむじ、寝ぐせ、大陸みたいな背中。せまいキッチンの、ほこりをかぶったトースター、使われたことが一度もないみたいな炊飯器。ひ ....
アオゾラ誤爆さんのはるなさんおすすめリスト
(45)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
追悼
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はるな
自由詩
2
11-5-29
ソーダちょうだい
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はるな
自由詩
5
11-5-25
作るに関する覚書と考察
-
はるな
散文(批評 ...
6
11-5-9
群青
-
はるな
短歌
1
11-4-25
みていた
-
はるな
自由詩
4
11-2-24
美しいこと
-
はるな
散文(批評 ...
2
11-2-17
むかし
-
はるな
自由詩
3
11-1-25
アンテナ
-
はるな
自由詩
2
10-12-30
電車、みじかいスカート
-
はるな
自由詩
3
10-11-12
抱き合う
-
はるな
短歌
7
10-5-23
愛しい
-
はるな
携帯写真+ ...
1
10-5-19
霞色
-
はるな
自由詩
2
10-5-13
晩春/初夏
-
はるな
自由詩
2
10-5-2
抱く
-
はるな
携帯写真+ ...
5
10-3-22
こいびと
-
はるな
自由詩
5
10-3-18
1
2
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