ソーダちょうだい
はるな


君の乳房のかんじ、
とっても好きだったよ
まあ
でも
君のならえぐれてても
良かったけど

あなたの濃いすね毛
暖かくて
心地良かったよ
毛深いひと
きらいだと思ってたんだけど


でも女の子って、
すぐ泣くよな

だけど男の子って
道理を知らなさすぎる


夕暮れに
きみをみると
不安げでかなしかったよ

朝焼けに
あなたの横で
わけもなく泣いたりしたな


(あなたは)(きみは)

知るはずも
ないけど


ねえ
つめたいソーダちょうだい
アルコールとか
コーヒーじゃなく
透明のソーダ
ふたりの別れが
べたつかないように



自由詩 ソーダちょうだい Copyright はるな 2011-05-25 19:28:43
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