すべてのおすすめ
あと少し

あと本当に少しで

僕はこの学校を卒業する

中学校生活は

一瞬で終わるぞって

風の便りで聞いたけど

ホントに一瞬で終わってしまった

昨日が入学式のよう ....
知らない田舎だった

真上の太陽は{ルビ燦然=さんぜん}と輝いて

風は田んぼの苗を優しく撫ぜる

白いリボンの付いた麦わら帽子をかぶった君は

太陽の眩しさのせいか、少しセピア色にみ ....
それは、微かだった

おもむろに ゆっくりと

そして、微かだった

そろりと 音もなく

わずかに

微か

生きている
日向に 住む 影法師
柔らか 柔らや 穏やかに
けぶる 靄の中で

花が 咲いては 折れ
花の 緑が 生まれては
花の

影が 笑っている
ゆたゆたと 傲慢なまでの
その 姿に
 ....
一人で歩く、貴方との思い出の道

 桜並木はまだ蕾もつけず

散った頃のままを思い起こす

 次に桜が咲いた時

貴方は誰とこの道を歩いているのでしょうか
私はその日かごの中にいました
かごの中には私だけしか
ありませんでした

次の日も
私はかごの中にいました
次の日も、その次も
あまりにも
そのようなことが続くので
私は悲しくなりま ....
ゆるゆると

わずかに息を抜き捨て

柔らかな薫りに裸を抱かれ

雨が月夜を溶かしたら

春花びらは
川流し波に揺られて
二つの空に二つの雲があった
風が吹けば波打って
雲に霞が立ち込めた

二つの空に二つの月があった
大気の澄み渡る晩には
無限の星屑が月を囲んだ

二つの空に二つの陽があった
全ては朱 ....
15歳の私は、
紺色のセーラー服を身に纏い
銀色のありふれた自転車をこいで中学校に通ってた
その日の授業科目に一喜一憂しては
友達と他愛もないお喋りをして
笑い転げていたはずだ


 ....
空は 気まぐれに姿を変えていく。

雲は人それぞれの想像を掻き立てるように 形を変えていく。

美しい形になったり いびつになったり。

でも 空を全く見らず 何の想像もしない人間なんて居 ....
なんかもうどうでも良くなった

15歳のぼくは今受験戦争のまっただなか

ほんとに灰色の空が拡がっていた

推薦は僕だけ落とされ

私立も片方落とされ

そして今ぼくはインフルエン ....
春海さんの自由詩おすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
別れの時- こめ自由詩306-2-26
あぜ道迷路- 美味自由詩3*06-2-26
かすか- 美味自由詩4*06-2-24
日向に咲いた- 奥津 強自由詩506-2-24
[_五行の恋文(桜)]- 渕崎。自由詩106-2-24
空になりたい- 夕凪ここ ...自由詩10*06-2-22
はるながれ- 美味自由詩2*06-2-21
空に空似- 美味自由詩6*06-2-21
[_15歳の私_]- 渕崎。自由詩4*06-2-19
- renchu自由詩2*06-2-9
受験戦争- こめ自由詩7*06-2-9

Home