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さよなら、さよなら、
記憶を解き放って
遠ざかる夏の
四角く切り取られた 空
枠からはみだした場所では
かなしみによく似た顔の
ぼくたちが
今も、酸欠になっている
....
水を、欲している
のどの ずっと奥のほうで
さかなが泳いでいる
季節が融けはじめていることに
気づいたときには もう
わたしのなかの海は 浄化され
沈殿していた過去があふれ出て ....
{引用= あのひとの記憶がしずむ海は、いつしか防砂林で見えなくなった
越えられない高さに、すこし安心した}
砂が、降って
深く深く沈んで 底まで
皮膚 ....
降旗 りのさんの望月 ゆきさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
やさしみ
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望月 ゆ ...
自由詩
42*
07-8-27
回遊、わたしのなかの、
-
望月 ゆ ...
自由詩
58*
07-4-4
不感症の夜に
-
望月 ゆ ...
自由詩
63+*
06-5-17
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