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夜の窓に遠く
過ぎる電車を
手のひらにのせる

人気の少ない座席に
ごとごとと震えながら
閉ざされたあなたの
かなしみは 何処へ行くの

私の身体は
透き通 ....
冷たい光が壊れながら
憧れる者の手のひらに落ちるとき
夢見る心は いっそう痛々しく
冬の真昼の傷を負う

さびしさの傷 悔恨の傷
むなしさの傷 かなしみの傷
降りてやまぬ傷は 風に舞 ....
若原光彦さんのまどろむ海月さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の窓から- まどろむ ...自由詩13*06-3-30
トワイライト- まどろむ ...自由詩406-2-16

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