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どんなに高い山に登っても
ビルにあがっても
下ばかりみてしまう

ちいさくなった車や
家をみてしまう

それなのに地上にいると
空が恋しいなんて

寝ころんでみる
白い雲は
な ....
そうだね ときいてほしい
なにも 教えないでほしい

ちがうよ といってもいいから
いったんはきいてほしい

おなじじゃないんだ
結局はおなじでも

そうだね ときいてほしい
君の ....
冬の音なんてどうせしないとおもう

私たちの前にはなんの音もない
空に浮いた私のカラダを
かろうじて文字が支えている

悲しくなんかないのに
雪がふるから痛いよ
まるで忘れていた場所か ....
好きなことしよう

ミニサイズだけど
大きな心になりたい

好きなことは
小さいことだけど
大切な時間になる
今年ももう
一週間も過ぎました

なんてこんな風に
過ぎた時間ばかり思うのはやめようと
それも前の目標でした

お前は後ろに目がついているのか
そう言ったのは中学のときの先生

そ ....
私の中の詩を探しつつ
冷たい風の中を歩く
鳥が鳴いて
水が流れて

そんな道を歩きながら
私は私の内側しかみていない
指で伝える言葉は
私のほんとうの想い
だけど
嘘もほんとうも
ほんとはないの

書ききれない想いまで
伝えたいけど
真っ暗な空に放つ
星よ知ってくれと

そんな想いがとびかって
 ....
秋の山肌は
あかときいろにゆれている
思ったより悲しくないらしい

少し風だけが
さみしがりやで
いつのまにか心の中にまで
ふいていた

長袖の人と
半袖の人の同居で
季節のあい ....
眠りたくない
明日がこわい

どうして人は
今日を越えないといけないの?

ずっとひとりぼっちで
眠ってきたけど
慣れないの あの頃から

言い争う声も
物音もきこえないのに
 ....
小さな花が
音も無く咲くとき
小さいなりの輝きがあるだろう

太陽は
惜しみなく笑顔を贈るだろう

私たちは
知っている
どんな花も魂をゆさぶると

小さい花は
小さいことを
 ....
はじけるから雨なんだね

ぽたり

静かな夜に

ぽたり

私の心にも

おちてこい

どうして

瞳が濡れるの
秋になったのに
秋を受け入れられなくて
半袖の腕を
抱きしめて立っている

もうそこに
真っ白な季節をみてしまい
ゆれる木々の
変化すらみていない

まだこない季節でばかり
過ご ....
切ない声も
切ないうたも
簡単に胸をしめつける

音 全部なくしたとしたら
あたし切なさなくすの?

文字は残るけど
温度 感じない
君が残してくれた永遠って文字は
何度触れても乾 ....
すきなものはなんですか

あなたがきいた

すきなものは

や木や真っ白な雲
どれも口にはだせなかった

あなたはもうそこにいないから

すきなものはなんですか

私もあな ....
私は私を
やり直したいとも思うし
捨ててやりたい
とも思う
どちらもできっこないから
安心して悲しめるんだ
君に甘える
そんな夢がみれるんだ

同じ空の下で
なにが起こったのか知っ ....
老人施設とは
終着駅のようなものとおもっていたが
通過駅にすぎなかった

口をあけたままの老女も
うつろにみえる老人も
どこかへゆく途中だ
雄々しく背中をふるわせて

幼児にむける
 ....
今から出発したら
どちらが早いだろう/着くのは
今朝と明日の朝

できれば戻りたいさ
あなたはきっとそう言うね

月をみながら歩いたら
きっと明日へたどりつける

真っ黒な木々がこ ....
細い糸
端と端
互いにもってひっぱって
どんどんどんどん
どんどんひっぱって

切れるわけないよ
伸びてゆくよ
世界がかぶさって広がってゆくよ

円と円
縁と縁
まるければきっ ....
静かなまま今日が終わり
朝になってゆくことに慣れて
季節だけが変わってゆく

続いてる命の呼吸
私もどこかへゆくのね

変われないことに泣き
変わることを目指しすぎて迷う

ありの ....
川の水がなくなっていた
また上流のダムがせきとめられているのだろう
その上流には私のいた村がある
村人にはダムに注ぎ込まれる川の水が
どこでとめられていても関心はない

ダムの真下には友人 ....
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ

心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を

反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
待つ心は
次第に凍ってゆきました
次に覚めたら
乾いているでしょうか
ドライフラワーのみる夢は
草原の太陽
君の優しさ
大嫌いな夜を抜けて
やっと出会えた朝
ひんやり冷たいだなんて
優しくないね
と思ったら
雨上がりが届けた甘い香り
ありがとう
金木犀が私を包む
優しく
真夜中に飛ばす
しゃぼんだま
闇夜に透けてゆらめく

触れてはだめ
われてしまうから
そっとみつめる
そっと飛ばす

唇に力こめないよに
泣いてしまわないように

ふう っと
 ....
春になれば冬を想い
夏になれば春を想い

だから私は
愛されないのかと
あなたに抱かれながらきく

あなたの汗が光って
ぽとりとおちた 私の肌に

その粒をみながら
愛の揺れる様 ....
当たり前のことを
当たり前にやるのが
当たり前な人間だとしたら
当たり前なことを
当たり前にやれない
私という人間は ヒトではないのかな

認めたくないけど そうなのかもしれ ....
信天翁さんの朧月さんおすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
居場所- 朧月自由詩714-11-13
あいづち- 朧月自由詩314-2-24
音もなく火は燃えて- 朧月自由詩414-1-15
羽はみんな持っている- 朧月自由詩213-1-13
いつかのひかり- 朧月自由詩613-1-7
冬のおと- 朧月自由詩412-12-31
12月の星- 朧月自由詩512-12-23
夕焼けの海- 朧月自由詩1412-9-27
あおいつきがみてる- 朧月自由詩612-7-11
小さい花- 朧月自由詩1512-6-27
- 朧月自由詩3+11-9-16
- 朧月自由詩311-9-11
無音- 朧月自由詩211-9-3
すきなものはなんですか- 朧月自由詩211-8-27
あおぞらのむこう- 朧月自由詩311-8-14
郷に住む人- 朧月自由詩5*11-7-24
分岐点- 朧月自由詩211-7-23
地球の糸- 朧月自由詩511-5-26
おかたづけ- 朧月自由詩311-2-26
- 朧月自由詩311-2-5
出勤- 朧月自由詩711-2-3
ドライフラワー- 朧月自由詩811-1-13
金木犀- 朧月自由詩510-10-10
しゃぼんだま- 朧月自由詩710-6-22
愛の粒- 朧月自由詩110-6-22
悲劇のティアラ- 朧月自由詩410-4-30

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