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梔子のかおりを運ぶ
early summerの風の中で
僕たちはまた君と出会った

思えばいくたび
僕たちは君と出会っただろう
雛菊咲く丘や
光る雲の上や
美しい夜明けのバルコニーで
 ....
夜明けの人よ
この胸の彼方の青い丘に立ち
おそらくは私を待っているのであろう
夜明けの人よ

あなたのもとへと
私は行きたい
けれどそれにはまだ
私が過ぎ去らねばならぬもの
私を過ぎ ....
瓦礫に腰かけて
悩んでいる天使がいた
天使でも悩むんだ
と僕は云った
天使だから悩むんだろう
と君は云った

そうかもしれない

どうして悩んでるんだろう
と僕
翼が汚れているか ....
信天翁さんの塔野夏子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そして再び君と出会う- 塔野夏子自由詩4*12-7-1
夜明けの人- 塔野夏子自由詩9*11-3-3
翼あるもの- 塔野夏子自由詩4*07-10-3

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