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お堂の屋根が破れているから
雨が僧と経本を濡らすんだ

蝋燭はまだ消えず
線香は煙を真上に一筋を
昇って薄く消えて

読経と雨音
衣と袈裟は濡れて
赤と青は黒に近づく

瞼に水滴 ....
バウンドするボールは幾何的
接地面で潰れ

弾む

空に舞う 砂埃と極小の数字
僕には見えた
僕には聴こえた

子供たちの笑い声は高らかに構造物へと響き

反響して消えていく
 ....
AB(なかほど)さんの秋也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
屋根のない場所でスズメ蜂が雨宿り- 秋也自由詩323-5-3
腰掛けると- 秋也自由詩5*22-12-16

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