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口笛が足りなくなって
いつもの森へ 懐かしを浴びに行く
二度と来ないって
吐き捨てた唾は 乾ききって久しい

丸っこい姿が愛おしい
ウソ 小さな鳴き声で 哀しさの片鱗を語る
裏っかわも
 ....
桜並木から運ばれた花びらや砂利が
しみったれた街道を明るく染め上げる
肌寒そうにぶらり スーツが歩く
俺は生きたい そう
空腹が告げている 日中
微かに陽の当たる 路地を抜けていく

「 ....
ここに一筋の海があるとして
だけど、そこに何かある訳じゃない
言葉に出来ないような貝殻や
名状しがたい砂浜のアートが
何故だか僕の纏まらない思考を
一瞬忘れさせてくれるだけだ。

例えば ....
吹き飛びそうな夜景に
意識を委ねて 黄昏ている キラキラ
眩しい雨を帯びた 人生の海岸を踏む

言葉が宙を舞って 振り返る隙もなく
嫌われて ていう妄想ばかり 宙を漂って
結局今何もしてい ....
AB(なかほど)さんのふじりゅうさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
懐かしの鷽の森- ふじりゅ ...自由詩419-4-11
「閉店」の張り紙は今日も- ふじりゅ ...自由詩219-4-10
踏切- ふじりゅ ...自由詩118-12-12
蜂蜜- ふじりゅ ...自由詩418-10-27

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