わ  た  し  は  、  す  ご  い  で  す  。
あ  な  た  は  、  す  ご  い  で  す  か  ?
一  体  何  が  、  す  ご  い  で  す  か ....
風船が
高い木の枝にひっかかり
君が
届かないって言って泣くから
わたし
よじ登って
取りに行ってきたのに

帰ってきたら
君はいないの

いつまで待っても
もう
取りに ....
酒呑んで見よ!なだらかに腹の出る



真面目すぎ優しさのない体重計



「わたしにはあなたしかいない」馬鹿が見る



自分から自分を取れば残る馬鹿
 ....
女にふられたので、
正確にいうと、これから女にふられるので、
稚内へ行って死のうと思った。
なんで稚内かというと、
日本地図を広げてみると、
いちばん遠いところがワッカナイだったからだ。
 ....
落武者たち
刈られ逝く者達
農民たちは鋤鍬持って
彼らを刈る
ある者は恨みのために
ある者はお楽しみのため
失ったモノのため
愛する者のため
戦は終わっても
収穫は続くのだ
寂しい気持ちが居座って
なかなかお帰りになってくれない日は

意地悪な人のふりをしてキッチンヘ

「今日は、アボガドサラダを作ることにします」

まっぷたつに切ったアボガドを左右にずらし ....
電車は学芸大学を過ぎた
橙の薄日が
くすくす眼を射り
わたしは数年前に
逃がしてしまった犬の事を
茫洋と考えていた

毛並みの良い犬だった
ルクスと云う名で呼んでいた
或る日鎖をひき ....
ピンポン。
宅配便です。
ピンポン。
ドンドン。
宅配便です。
科学的見地に立てば
推し量ることは到底不能な
矜持をお運びしてまいりましたが。

ピンポン。
宅配便です。
ピンピ ....
仕事帰りの274号線
携帯電話のテレビ機能で
日ハムが優勝を決める その
しゅんかんをもくげきした

野球なんていつもは観ないのに
稲葉が打ったとき
おれは
イナバァァ
って言った
 ....
大好きって
それは響きだ
大好きだなんて
叫ばなきゃ良かった

声に出さずに
叫ばなきゃ良かった
声に出して
叫んでいたら

きっと俺は
ここにはいないし ....
ネットはたまに嫌なこともあるけど、
自分の知らないいいことを顕在化してくれる。

ネットは匿名で悪口を言えたりするけど、
普段言いにくいことをいつもより気軽に言えたりする。

いい ....
あれ、
この花火どうしたの
おかあさん もらったの

今日はけんちゃんの命日だからね
買ってきてもらったんです

こんな暑い日だったの

戦死公報に載ってただけ
亡くなった ....
これはもの、
こわれものだから。
とっても大切にして、
こわさないで。

生きてないの、
これはものなの。
こわれてしまうと、
もう駄目。

こわれ ....
はたらけど
はたらけどと言う
ほど働いてないし
水際でいきしにくいうつたびおもう

プリンどけて密林の密を吸い上げる

日没とはなんらかの焼却であり点呼

軽石でかかとを削る息ふきこむ

はじめとする蛇の出てきた空腹を

メロン ....
いつだって最悪な問題はリアルタイムで起こっている
のんきにそれを詩にしている場合などではない
いつだって最強の詩はリアルタイムで流れているじゃんかよお
最悪

いつだって

毎回そうだよ ....
押入れの中で目覚めると
いつものように優しくなってる
手も足もおもいっきり伸ばして
指先の細かい部品までもが
思いやりに溢れている
感謝の言葉は誰に対しても
正確に発することができ ....
線路の向こうを街がながれる。
中刷りを睨んでる男の前で、
女子高生はケラケラ、
大事な話にまだムチュウ。
ドアにもたれて外を眺めるあのムスメが正しい。
ボクもイヤフォンで耳を塞ぎたい。

 ....
ぐらぐらと、
煮え立っていた。

ぐらぐらと、
煮え立っていた。

ぐらぐらと、
煮え立っていた。


やかんは、
気が付くと、
空になっておっ ....
お見合いしないの?
って、長いつきあいのおんな友達に聞いた。
「しないよ、どんなの来るかわかんないじゃん。」
いやなら断ればいいんじゃん。
きっとさあ、

銀縁メガネでさ。
市役所の市民 ....
げこげこげこ
かえる時間の畦道で
奥さん 塩ふいてますよ
台所に立つ妻の あらわな肩を
愛情表現のつもりで ぺろり
なめたら いやというほど 
ぶん なぐられた
Go!
Hitch!
Go!
名古屋で降りて
ラブホテル
シズケサヤ みどりの かぜと たわむれて 

毒くわば 皿諸ともに 月桂樹 

言霊と 戯れるままに 日がすぎて 。

そのことを しのびながらも日が 過ぐる 。

負けちゃ だめ と ....
手作業が大事です
自分との戦いです
バーストしたあとの
むなしさのたびに
大人になります
今日も望遠鏡を覗く
代わり映えの無い緑の夜空に
その青い星は浮かんでいた
一年中衛星とダンスを踊るその姿は
この星からはとても遠い
夜空の星屑の雨にうんざりしながら
今夜の降星確率は0 ....
パステルカラーに飲み込まれた。

あの娘は、パステルカラーに。

現代美術の進展具合に絶望して
部屋中をペンキで塗りたくった画家は

チャックベリーの誘惑に、
負けた。

彼は今、 ....
来月はお誕生日があるからとアルバイトの日少なめにする

引っ越したことを忘れて志木駅で降りようとしたバイトの帰り

授業中私の前の席の子は一生懸命スーパーマリオ

しんとした教室の中響きた ....
笑ってたんだ
笑ってたんだ
きっと
あったかい土に抱かれて
優しい雨に愛されて
まだ見ぬ地上の風に憧れて
君たち 泥んこぼうず達は
笑って
幸せに
暮らしてたんだ
そして 素直に育 ....
教父が恐怖した歌を聞きながら
アパートのベランダ三階から視える宇宙、スバル散開星団が胸中に宿り
踊る蛇のLSD 林檎を取るイブの子孫、虎の息吹く徒ライブの
マドリガル、窓から覗くガルーダの眼がダ ....
新守山ダダマさんのおすすめリスト(140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神様は単独で存在できるそうです- 狩心自由詩10*06-10-30
わすれもの- とうどう ...自由詩14*06-10-30
ノート(朝・昼・酒)- 木立 悟川柳3*06-10-18
稚内へ行って死のう- しゃしゃ ...自由詩906-10-17
落武者- ネット詩 ...自由詩306-10-15
アボガドサラダ- うめバア自由詩506-10-15
『ルクス、』- 吉田ぐん ...自由詩1006-10-15
宅配便のビート- ブルース ...自由詩306-10-12
イナバァァ- たいにぃ ...自由詩106-10-12
純情- 水在らあ ...自由詩23*06-10-2
詩をほわほわ投稿する理由について(diary)- とうどう ...散文(批評 ...28*06-9-19
花火- あおば自由詩16*06-8-29
「_もの。_」- PULL.自由詩10*06-8-23
手を見るのか- ふくだわ ...俳句706-8-21
発覚- 黒川排除 ...川柳406-8-18
リアルタイム- span未詩・独白206-8-15
ドラえもん- たもつ自由詩9406-8-3
ごみ箱を空にする- よーかん自由詩9*06-6-24
「_やかん。_」- PULL.自由詩10*06-6-15
市役所の村田さん- ZUZU自由詩9*06-6-11
夕暮染闇初夏之下校時間- ふくだわ ...俳句406-6-10
そろもん(セクシャルハラスメントの話)- みつべえ自由詩9*06-5-30
東海道夏之名神曼栗毛- ふくだわ ...俳句506-5-30
静けさや_。(カテゴリ_移動_)- すぬかん ...俳句306-5-28
そろもん(自慰の話)- みつべえ自由詩606-5-27
このほしとはちがうほしのうた- ススメ自由詩3+06-5-27
ただいま、の音色- 仲本いす ...自由詩5*06-5-26
【短歌】平凡な日- 壺内モモ ...短歌4*06-5-23
新じゃが- さち自由詩18*06-5-23
暗い日曜日- 六崎杏介自由詩5*06-5-13

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