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老いた犬が一匹
薄手の夜を徘徊
虚ろな地面にこぼした瞳
あまりに強すぎる鉄風で
ちぎれた黒の隙間を探す
ただ鉛色の溜息を力なく嘔吐しては
生きる場所さえ探し歩く

運命が存在するならば ....
信じもしない占いのイイトコだけ拾って喜ぶ馬鹿な自分がココに存在

することに深い同情を寄せる愚かな自分に羞恥心を露わにする自分は

くだらないことに時間を費やし睡眠時間を削りながら明日の自分を ....
alaさんの本村Kさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
老いた犬- 本村K自由詩2*06-2-5
アイデンティティ- 本村K自由詩1*06-1-22

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