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誰かの為に磨いた
長い爪を舐めたい

生温いミルクを零した
その胸元の匂いと
君の悪ふざけした顔つきが
僕の理性をどこかに飛ばしそうさ

誰かの為に磨いた
その綺麗な身体に触りたい
 ....
荒い呼吸の中で
掴みとった紙切れには
はずれの文字

同じ紙切れが無数にばら撒かれた
この街で
静かに息をひきとる老人

あなたの一番の幸せは何でしたって
最後に聞いてみたい

 ....
ねえ 君の窓の景色は
何を映しているの

どんなに想像しても
それだけが分からないんだ

ねえ 僕の街の景色は
君の瞳にどう映っているの

僕の窓の景色はガタガタと
風が吹き出した ....
 心が迷う そんな時こそ
空は青いということを思い出そう

光が空気中のガスに反射して

 ウンタラ
     カンタラ

空は青い それでいい

ならば
心が迷う 当たり前じゃ ....
雪が降りるかもしれない
そのくらい寒さで首をすくめた

今年初めての手袋をして
いつもの道 寒さを感じないよう
ゆっくりと歩く

足跡はまだつかないでいる

仕事が終わる頃には
も ....
本当に誰かを好きになったなら
皆はどんな言葉にするのだろう

本当に伝えたい気持ちがあったなら
僕はどんな言葉にするのだろう

言葉に慣れた僕達が

あなたの隣にいる幸せや
闇に浮か ....
向日葵の花が燃えて
灰に変わるまでのあいだ
僕は目を閉じて
何を考えよう

銀の指輪をはめる役が
僕ではないと
シナリオの一頁で判っていた

舞台の隅で拍手をするだけの
小さい役ど ....
雨はピアノの高音部の二音
交互に鳴らすシトシト雨

旋律を奏でる背景は
ある人は無人の公園を
ある人は灰色の戦場を思い描く

波紋の音はハープの調べ
幾重にも重なる音の連鎖

一つ ....
父さんは何故嫌がることをするの
父さんは何故母を裏切るの
白い手袋が朱赤く染まる程
あなたが嫌いだ

憎いから誓った あなたを許さないと
水を抱かせたよう 巧みにすり抜けた後は
びしょ濡 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落ちた狂気のシルエット- maumi自由詩2*06-6-29
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見上げると雪は- maumi自由詩3*06-1-18
詩を書く理由- maumi自由詩6*06-1-13
空の色が変わる程の- maumi自由詩2*06-1-13
音叉の波紋- maumi自由詩1*06-1-11
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