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タケイ・リエの詩集『まひるにおよぐふたつの背骨』は、詩を書くときの自我、あるいは詩を書くときにかかわらず、人間が本源的に備えている自我の在り方について、詩という形式の持つ直接性を用いて我々に訴えかけ ....
空に放った矢が雲を引き剥がしてくる、その時刻の塊。一面に熱い空、概念の残像で傷つく。空に入浴する鳥たちは、空の傷から液体の星々を舐め摂る。雲の角度たちに照らされた矢は、角度の海の寝返りで折れて、鳥の影 ....
1
昔、ひとりの修行僧がいた。彼は、心が完全に澄み、あらゆる悩みや欲望が彼を通過していき、何物にも動かされない境地を目指した。物事に動かされないようにと、彼はどんどん重くなっていった。瞑想や思索 ....
湿度が照らされないまま
気体は説き伏せられている
そんな午後の高度をさぐって
午前が苦しそうにつぶやく
おはよう、と
あれはポストですか
いいえ電信柱です
真っ赤な電信柱
....
イダヅカマコトさんの葉leafさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
タケイ・リエ小論
-
葉leaf
散文(批評 ...
9+
12-6-10
生空
-
葉leaf
自由詩
5
08-10-26
神話
-
葉leaf
自由詩
12
08-10-26
午後
-
葉leaf
自由詩
4
08-3-15
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