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伸びきった痛みのような影を連れた私は
ポッポッポととぼけた足音を立てて
真昼をへこませながら歩いていた
青色に成り切れない低い空には
子供の頃に想像した太陽があって
色鉛筆のタッチで光が ....
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう
私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう
私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
懐かしき
風景にも似た
君に触れ
君に彷徨う
見渡す限り夢は
飽和の色彩
夏にも行けず
冬にも戻れず
僕は
....