すべてのおすすめ
熱い生成りのロウで封をした
真っ黒の布をかけて見えなくして
夜みたいな部屋に投げ捨てていた
そんな忘れかけていたものが

ふとした、はずみで
なが、れる。

止める事なんて出来るはずも ....
風景描写。

足首ほどの深さの川には
この時期多くの人が集う
或る子どもは魚を追いかけ
或る男女は飛び石を渡り
或る老人は側で居眠りをする

風景描写。

一両編成の青い電車は
 ....
夏祭りですくった金魚は
10年以上経った今でも元気で
水槽の中を気ままに揺らぎ
ときどき思い出したように
視線を合わせてくる

特に感情は見受けられない

小さな家の小さな水中で泳ぐお ....
投げかけてしまうのは
簡単なことだけど
それでおしまいじゃないって
みんな、知っている

自分の足で立つことが
どれだけ大切かなんて
色んな人が色んな言葉で
語ってきたこと

それ ....
しなびたような風にはたはたと
力なく揺れている黄色い旗

近くの小学校からだろう
校内アナウンスが外に漏れ聞こえる
時折キンとした音が混じりながら

光化学スモッグ注意報が発令されました ....
いつだって瞬間を見ることが出来ない
気付いたらつんと澄まして
そ知らぬ顔で頭上を照らす
なめらかな曲線で出来た満月

夜にいるにはあでやか過ぎる
汚れることを恐れていないような
きっぱり ....
綺麗ごとが染みに見えてしまうのならば
綺麗なもので世界中を埋め尽くせばいい
それが当たり前になるように

両手を広げられることを
抱きしめるべきものがあることを
美しいものを認めるこ ....
こめさんのあ。さんおすすめリスト(67)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おぼれる。- あ。自由詩7*09-5-19
風景描写_〜初夏の日〜- あ。自由詩5*09-5-18
金魚- あ。自由詩16*09-5-16
繰り返す、のは- あ。自由詩7*09-5-14
陽炎の記憶- あ。自由詩10*09-5-11
月の卵- あ。自由詩7*09-4-29
望遠鏡の向こう側- あ。自由詩9*09-4-24

Home 戻る 最新へ
1 2 3 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する