すべてのおすすめ
水の中に両手を
そっと差し入れ
泳ぐ魚の影を
そのくねりを
掬ってみたいと
思うのです

光と私はいつでも
とても遠い場所で
落ち合うけれど
必ずまた会えることを
知っています
 ....
君が僕の詩を待っている頃
僕は君の声を待っている

賑わう街では肩を擦らせながら
人々が振り返らずに先を急ぎ

増殖した三角ポールは
国道の硬いアスファルトを齧っている

橋を渡れば ....
まるでひとつの季節が終わるように
僕は死んだので
周りの誰もがそのことに
気がつかなかった

僕だって少し前から
予想はしていたものの
実際にははっきりと
自覚している訳ではなかった
 ....
赤い川縁を歩いていた時
僕にとっての君と
君にとっての僕が
同じだなんて信じてた

夕暮れの合図が
街に鳴り響いた時も
どうにもならないことなんて
どこにも無いって信じてた

月が ....
どうしても君を好きになれなかった

雨の隙間で寄り添っても
思いつく限りに届けても
なるべく話をしないでも
記憶に無い電話をかけても
傷ついた分だけ傷つけても
傷つけた分だけ傷ついても
 ....
しばらく海を
見ていない

とうに街には
飽きてしまっているけれど

それにもすっかり
慣れてしまった


誰の笑い顔も
どこかぎこちない

それでも疑うことは
何より疲れ ....
さ よ な ら

ロウセキでアルファルトに書いた

さ よ な ら

声に出して読んでみると
更に文字はアスファルトの上で白く浮き上がった

さ よ な ら

道行く人が小さく読 ....
あんしん したい
ボクは もっと あんしん したい

やさしい おんなのこと いっしょに
おふとんで まるくなるのも いいし

いつでも なんでも
おかわり じゆう ってのも いいし
 ....
ナイトーさんの松本 涼さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
プリズムホワイト- 松本 涼自由詩807-12-28
証明写真- 松本 涼自由詩507-12-22
本日- 松本 涼自由詩607-11-14
ひとつの月- 松本 涼自由詩507-11-5
雨の隙間- 松本 涼自由詩207-10-30
夜の遠く- 松本 涼自由詩507-9-5
さ_よ_な_ら- 松本 涼自由詩607-7-17
あんしんしたい- 松本 涼自由詩10*06-1-16

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する