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何も無いところで、
赤い、ランプ 点滅

吸い込まれたのは、
埃被った 夢でした
この部屋で生まれては
捨てられた、夢の一欠けでした

窓辺で囀る雀の夢も、堕ちました
死に遅れた蝉の ....
風は思いのほか近くから来る
雨はほぼ真上から

あなたの街は遠くて
僕は想うより他に知る事が出来ない

いつか
そこに立ったとき
僕は何を感じるのだろう

暑い暑い日差しに
 ....
教えてください
正しい愛の捨て方を

燃えないごみの日に
燃え上がったら困ります

生ごみといっしょなら
傷んでくれても困ります

大型ごみでは あるんですけど
影もかたちもないで ....
冷たい北風に煽られ
凍える霙に打たれても
白樫の木は黙して耐え抜く


容赦ない吹雪の最中
総てを失う事の恐ろしさに
怯えてはならない
大地深く張り巡らした根の先より
明日への滋養を ....
いっぽいっぽ
きみはあるく
アンダンテ

だから僕も
アンダンテ


いちばんうしろになっても
きみはあるく
アンダンテ

だから僕も
いちばんうしろで
アンダンテ

 ....
窮屈な塩素の木に垂れ下がるのは死体ではありますが、
先は無いということなので勝手に解釈をさせて戴いて居ります
ドレークの海からの便りだけを其の浜辺は大事にしているので、
役に立つと ....
とうめいのくま

くまくまと

ぼくのそばにきて

ほほえんだ

でも とうめいだから

そんなきがしただけ



とうめいのくま

くまくまと

さっていった
 ....
 
 そこにしかないものを
 さがすため
 僕は{ルビ故郷=ふるさと}を
 離れ
 いつしかここまで
 やってきた

 そこにしかないものが
 何なのかもわからずに
 ただ
 泣 ....
1陣の風突っ切って
2つ目の角を曲がったら
3軒隣りの奥さんに
4度もくしゃみをプレゼント
5秒の間に
6里を走り
7つの海をまたにかけ
8コの街に季節を告げる
9【く】労もしたが ....
梯子が燃えるとき 時間は終わる

線を、引く
初めて泣いた日、
引き摺ったままの羊水で
始まる

一段 歩を進める度に
薄れていく
消しゴムで消せない、
それが条件
引き攣った跡 ....
船をまたぐ
昨日より長くなった分だけ
自分の脚に目盛を入れる

円盤のような声で
おしゃべりをする少女たち
そのフードの中には
いくつもの星が散らばっていて
誰も知らない星 ....
アマガエル

かわいい

きみどりいろで



ぼくはアマガエル

すごくすき

たくさんあつめて

ならべてみよう



アマガエル

アマガエル

 ....
今日医者から
私の身体は蛾に反応すると告げられた
モス・アレルギー

地球上に蛾という生物が誕生してから
何万年
何億もの蛾が孵化し
死んだ
その死骸は粉となり塵となり
地球上に時を ....
地面は かわいそうの塊ですか 
小学校で教わりました
動物の死骸は土に変わると
野菜の残骸は土に埋めると
お母さんに聞きました
おじいちゃんは
土に還って眠っていると

地面は ....
時計が頬を膨らませたら
もうすぐ出てくるよ
可愛い可愛い小鳥さん

残念 出てきたのは
不機嫌な様子のフーチンカだった

フーチンカはお土産に
温かい雪をたくさんプレゼントしてくれた
 ....
しゃべる


スピードで


動く


言葉の


周縁に


暗黙が鎮座しています。
挑発がひしめいています。
約束は擦り減って
未来は流れていきます。
速く、 ....
誰かいま喧嘩売ってこないかなと思う

オンラインゲームのなかで

アバターとか



詩集とはエロ本のことだ

構えんで

難しい顔をする必要はなく

ただそこに写真よりも ....
駐輪場に停めた自転車の
前輪に取り付けられた鍵の穴に
鈍い銀色の鍵を差し込み
両手でハンドルを持ち
2台のスクーターの間をぶつからぬよう
抜け出るよう そっと 引く 

片方 ....
ある 退屈な 午後

片付けをして
掃除をして
昼寝もすんで
退屈な 午後

部屋の隅っこに座ってみる

目を閉じる
(3・2・1)

目を開けたらこの部屋は猫でいっぱ ....
窓の外には
白くにじんだ青空が広がっている
いつの間に
こんなに雪が積もったのだろう?

私は小さな温かい部屋で
何度も夢を見ている
それは楽しい夢だったかな?
それは悲しい夢だったか ....
ひと昔前
電子の森ですれ違った人がいる
早くにお母さまを亡くされ
病弱な彼は
小さな町で古本屋を営んでいた

古いエレクトーンの音を聴いていると
彼の一句が思い起こされてきて
切なくな ....
胸が張り裂けそうで
呼吸が荒くなっても
突き破って
生まれてこないもの

 恋という熱
 握ったその手を
 解き放ち
 旅立ったもの

  あれは影だったか
  角度のみならず
 ....
「竜」って?

空翔ぶ生き物だとか
蛇に足だとか
雨の神さまだとか

見たこともないものに
馴染みのない名がつけられていて
妄想の上に願いを重ね塗りして
今も紙上で
文字で
音で ....
 空から優しい白雪が
 舞い降りる
 穢れを清めるように

 思惑が疑いを呼び
 誤解が人を切り裂く

 みんな仲良くできたらいいのに

 守るべきものがある
 奪おうとするものが ....
どうだいうつくしいだろう
これだけ美しいものを見るからには
お代を貰うよと
シリウスが耳を痛くしようとするけれど
ヘッドフォンで隠す

ギターの音に足音が重なり
寒いけれども ちょっと遠 ....
ぼくらはみな、生まれつき、
魔法をかけられているんだ。

その証拠に。

背がのびる。
歩けるようになる。
ことばをおぼえる。

好きな歌ができる。
好きな人ができる。
だれにそ ....
雨や 雪や
青のこども
葉のうら ひたい
金のふるえ


さしのべられた
指のかたち
空の穂になる
うたごえになる


やわらかな
ざわめきの四角
とじこめた色 ....
僕はペンギンのおなかが気になる
あれはかたいの?
それともやわらかい?

ペンギンがやってきて
僕をみて ほほえんだ
おしてもいい?
ペンギンは駄目だという仕草をして
帰っていった
 ....
空と海
誰かがひいたあの線の
手前で競い合っている

砂利道ばかりの
僕の田舎は
海がきれいで
何も無かった

今にも泣きだしそうな青ばかりと
僕を飲み込ん ....
質に入れたはずの女房が
ある日ひょっこり帰ってきた
質流れでもしたのだろうか
おかえりというと
ただいまもいわず
お茶だけ
のひとことで
台所に立ちお湯をわかしはじめる
そのうしろすが ....
馬場 こういちさんの自由詩おすすめリスト(112)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
掃除機、赤の点滅- 士狼(銀)自由詩9*05-12-31
いつかきっと- 日朗歩野自由詩905-12-31
正しい愛の捨て方を- umineko自由詩12*05-12-31
白樫物語- 恋月 ぴ ...自由詩29*05-12-31
andante- 北乃ゆき自由詩2*05-12-31
塩素の木- 自由詩3*05-12-31
とうめいぐま- 日朗歩野自由詩305-12-30
Space- ぽっぷん自由詩305-12-30
お遊び- 蒸発王自由詩205-12-30
時間に線を引く- 士狼(銀)自由詩10*05-12-29
冬の円盤- たもつ自由詩1305-12-29
アマガエル- 日朗歩野自由詩305-12-29
モス・アレルギー- 北乃ゆき自由詩4*05-12-28
〜地面〜- cyuma自由詩6*05-12-28
フーチンカ(「ミーミームウ」みたいな詩を書きたい)- 和泉 誠自由詩3*05-12-28
浪漫などを- ブルース ...自由詩205-12-28
NOTE_BOOK- 馬野ミキ自由詩16*05-12-28
White_Tree- 服部 剛自由詩4*05-12-27
休日- 日朗歩野自由詩205-12-27
私の小さな幸せ- 和泉 誠自由詩1*05-12-27
エアーカーに乗って- けんご自由詩405-12-27
深雪の旅路- たりぽん ...自由詩705-12-27
言の葉につけられた名- 羽音-fine-自由詩3+*05-12-27
心に積もるほこり- 炭本 樹 ...自由詩405-12-27
夜を旅する- なな子自由詩2*05-12-27
魔法をかけられている- ZUZU自由詩1605-12-26
ノート(青のこども)- 木立 悟自由詩805-12-25
ペンギンのおなか- 日朗歩野自由詩1705-12-25
- 自由詩705-12-23
春の人工衛星- ZUZU自由詩21+05-12-17

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