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いつか
山の道をとぼとぼと
登ってゆく人影があった
あれは河童じゃ
そう言った父の
背中からもくもくと雲が立っていた
河童は
夏が終わると山へ帰る
そして勢子になったそうな ....
夏は
山がすこし高くなる
祖父は麦藁帽子をとって頭をかいた
わしには何もないきに
あん山ば
おまえにやっとよ
そんな話を彼女にしたら
彼女の耳の中には海があると言った
....
星をひとつもらった
夜空がすこしだけ暗くなって
そのぶん
ぼくの夜が明るくなった
きみに手紙を書く
いくども書き直したので朝になった
星のことは書かない
ぼく ....
前田ふむふむさんのyo-yoさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
山の季節
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yo-yo
自由詩
5*
07-9-14
つくつくぼうし
-
yo-yo
自由詩
23*
07-8-17
ぼくの星
-
yo-yo
自由詩
19*
07-4-20
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