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どんよりとした鉛色の雨が、わたしの空洞の胸を
突き刺して、滔々と流れてゆく冷たさが、
大きなみずたまりを溢れさせている。
みずたまりには、弱々しい街灯の温もりによって、
歪んだ姿のわたしの言葉 ....
やまびとの散文詩―断片9

青白い炎でゆらぐ教会のなかで、わたしたちは、
旅をする黒だけの簡素な衣装を羽織った
右眼が見えず、右手が無い一行が、一心に祈りを捧げながら、
すすり泣いているのを ....
はなびーるさんの前田ふむふむさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冷たい春- 前田ふむ ...自由詩18*06-4-16
やまびとの散文詩(三)- 前田ふむ ...自由詩4*06-3-25

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