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操作されるのは

コントローラーがついているから

敵はどこだ味方はまだかと

そんなこんなしている内に

独りきりになっていた

可愛く写真に写ろうとしても

いつも笑顔には ....
裸足の少年は足跡を

地面に刻んではあるく

テポドン発射37564秒前

富士の樹海にコンパス持って

キャンプでもいかないかい

考えなしの宮殿で開けない朝をまつ

愉快で ....
ノックをしても返事は帰ってこない

薄暗い井戸に落ちていくのは

諦めた人達

安心したくていつも命綱を

硬く身に付けていた

辛うじて意識があるうちに

君に会いに行こうと ....
騒ぎたてるのは

今世紀最大の大泥棒

月夜にのこるのは

二つの影と不気味な笑い声だけで

あとは宝がなくなっただけだった

ポーカーでの手札は

いつもロイヤルストレートフ ....
明日晴れるなら蜃気楼をみにいこう

僕がまっている何かはまだこず
降り頻る涙の雨を浴びて

脅えながらそれでもなお

コンクリートに覆われた部屋からでずにいた

きてはかえす

 ....
ゆらゆらと歩く空中で

カメラのフラッシュでできた影が

一人で先にあるいていった

僕は世界の呼び声で起きる

僕はここにいるけど

世界は何処にある

昨日の事 ....
リンリンと初雪がゆっくりと

空から落ちてきます

手で取って見たけど体温で

雪が滴へと変わってしまいました

今日はずっと降っているらしい

明日起きたらスグ窓を見て ....
廃校舎に月がさしのべる

光の中野エントランスの階段を

少しずつ確かめるように登っていく

昔のクラスの自分席に座って

月明かりに照らされて

まぶしいので目を細める ....
苦しみの果てに何が見える?

真夏のアスファルトからの熱気に倒れそうだった

僕自身を映した蜃気楼はゆらゆら揺れる

あの日のままの気持ちでいるのに

君はそれを気が付かないふ ....
自ら檻の中に入って

ビクビクしながら水道から

水滴の落ちる音を数えていた

定規で正確に書いたはずの

直線は曲がって一個の円になった

目から流れる涙には

 ....
胸の奥の底のある

ムズムズの原因のばい菌は

苦いクスリで押し込んだ

ちっちゃな天体望遠鏡をのぞき込んで

かすかに見える星達に意味無く涙をながした

黒く揺れるブラックコーヒ ....
ゆっくりと少しずつ時計は時を刻んでいく

叶わないとしていながら

行動に移してスグに失敗

悲しみの奥底の小さな穴から見える

希望絶望そのほかの

万華鏡に反射した波 ....
高速道路を猛スピードで駆け抜ける

僕の残像

世界が回るのに意味なんか無かった

心に響け言葉

僕だけ君との感情壊してよ

何かんか眠いよ泣きたいよ

消える消 ....
夜空の星が一斉に僕に向かって

急降下してくる

星のシャワーを浴びながら

僕はひとりブリキの機関車の

おもちゃで遊んでいただけ

ひとりはなれていた

いやな ....
ポケットに入れっぱなしにしていた

まなあたたかいビスケット食べ

ほろ苦い味が口の中に拡がり

なんだかしょっぱいなと思ったら

嗚呼何だ、瞳から落ちる雨のせいかと

確認したと ....
いつか見えなくなる希望の光に

昨日まで見えていたはずの僕らの

足跡は砂嵐に巻き込まれて消えていった

はじけた涙の湖が

ゆっくりと波を立てながらながれてく

言葉に出来ない思 ....
真夜中にはかなく舞い飛ぶ

黒アゲハは暗闇にとけ込んでいなくなった

夢の見過ぎで狂った世界の

中で僕はまた孤独のままで

君が泣いた涙がはじけて

世界に響き渡った

一つ ....
進めどこまでも

限りない空に向かって

虹を掴むためには

どうすればいいの?

誰か僕を導いてくれ

動き出した隙間風を使って

舞い飛ぶ

指先に感じる思いが絡まって ....
大きなあくび一つで

僕はまだ見ぬ未来に

真実の輪を一つ問いかけた

散らかった部屋の中で

君への気持ちも散らかっていて

どこに行ったか分からなくなったよ

万華鏡を覗く ....
稲妻がなってる

うるさくて眠れないよ

へたくそな歌を歌って

へたくそなギターを弾いて

夢中で弾き歌った

広い公園の中で

僕の歌が響いているだけ

でも僕の歌を聴 ....
ゆっくりと時は流れていく

時間は永遠の旅人とだった

月明かりが妙にまぶしかった

小さな子供たちが

はしゃぎながら僕の横を走っていった

僕にもこんな時期があったんだなと
 ....
薄暗い狭い部屋で

僕は机のろうそくの炎見とれて

冷たいため息をはいた

一歩外に出れば広告や店の看板の光で満ちた

都会の光がふってくる

僕はその光から逃げ

自分のぼろ ....
すっかり暖かくなった風を感じ

嗚呼もう冷たい絶対零度の季節は終わったんだなと

しみじみ思い

人生の中で一番内容の濃い冬のことを思い出し

ゴミが入ったのか瞳から涙が流れた

 ....
全国の学生が巻き込まれた

受験戦争は終戦した

人それぞれ勝利したものもいるし

敗戦したものもいる

ぼくは最大の敵

志望校に全力で戦った

だが結果は粉々にさせられ
 ....
月曜日は眠くて布団から出られなく

火曜日は星空を見上げて涙して

水曜日は透き通った青空に思いを寄せて

木曜日は何もする事が無くただがむしゃらに

走り続けた

金曜日は放課後 ....
トリノオリンピックが終わった

日本は頑張った

最後まであきらめずに

でもメダルは

荒川選手の金一つだけ

でもぼくは思った

銀は金より良いと書いて



銅 ....
綺麗な夕陽の見れる丘の上で

ぼくは夕陽とにらめっこ

上着のポケットの中に入っていた

コンビニのレシートが何かの弾みで

落ちてきた

それを役に立てようと

したわけはな ....
朝起きたら

昨日の夜降っていた

雨も止み

雲一つない晴天が拡がっていた

昨日干せなかった洗濯物を

一気に庭に干した

爽やかなTシャツが

風になびき

洗剤 ....
ポチャンと天井から

水滴が落ちてきた

湯気が拡がった

お湯の入った水槽の中で

ぼくは体育座りして

悲鳴のようなため息を

一つ吐いた

横に置いていた砂時計がゆっ ....
ゆっくりとぼくの心臓は音をたて

ぼくの生きている証明になる

苦しいときも悲しいときも

ぼくは何かにしがみつくわけでもなく

何かに助けを呼ぶわけでもなく

嗚呼落ち葉を拾い
 ....
佐野権太さんのこめさんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
罪な奴ほど可愛いらしかった- こめ自由詩1409-7-31
テポドン発射37564秒前- こめ自由詩609-7-21
変わっていく- こめ自由詩1809-6-15
今世紀最大の大泥棒- こめ自由詩809-6-10
風見鶏の見つめる先- こめ自由詩1009-4-30
白紙の辞書- こめ自由詩609-3-11
遅刻あきらめの登校- こめ自由詩1806-12-4
君が好きだったコスモス- こめ自由詩1306-11-30
酷く楽しそうにでも切なく響く声- こめ自由詩1306-10-12
無言のまま語る彫刻- こめ自由詩1106-10-2
ブラックコーヒー- こめ自由詩2006-9-28
幻想生物のマリオネット- こめ自由詩15*06-9-22
訳なんて所詮形でしかないでしょ- こめ自由詩1406-8-18
僕の広げた純白の翼で- こめ自由詩1006-8-3
名も知らぬ君から貰ったビスケット- こめ自由詩706-6-9
「サワーブルー」- こめ自由詩706-6-1
スクランブル交差点- こめ自由詩906-5-29
メロディーストーム、君たちのハートには響いているかい?- こめ自由詩706-5-23
ループの輪をえがきながら- こめ自由詩606-5-20
へたくそな歌とへたくそなギターの森の演奏会- こめ自由詩1006-5-15
闇の中行き先も分からなくなった愚かな迷子人- こめ自由詩6*06-5-11
形ある蝋燭はいつかは消える- こめ自由詩506-4-21
桜並木の道を- こめ自由詩5+06-4-19
受験戦争__終戦- こめ自由詩706-3-16
ぼくの一週間- こめ自由詩406-3-9
金よりもあの感動にありがとうトリノオリンピック- こめ自由詩6*06-3-8
僕自身の紙飛行機- こめ自由詩406-3-4
朝の洗濯物- こめ自由詩606-2-23
お湯の入った水槽の中で- こめ自由詩7+*06-2-16
宿無し- こめ自由詩306-1-26

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