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くらいくらいくらいくらいで
浮遊できるんだ
さびしさばかりが先行する
夜はまったくの白紙で
波打つ鼓動だけを聴いている
・
口を開くと
言葉がこぼれ落ちて
かた ....
{引用=(きこえる)}
プールへ出掛ける
こどもたちの声
真っ黒になって
かえってくる
ノートには
書きかけの小説
風に吹かれて
めくられていく
白い ....
透明な温度を下げていく
あなたのぬくもり
かすかな光が胸をさす
氷のようなつめたさで
肌が焦げていく
においが鼻につく
電車の中では冷房が
滝のように流れている
さらさらと ....