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忘れた景色のことは
もう、分からないから
私を追うのなら
出発は
最終列車がいい

戻るつもりのない時間帯に
その街を出てきたことだけは
今もまだ
覚えているから
どう ....
テストの端に付けた
小さな丸の中だけが
やけにリアルに見えて
目を逸らした、あの日
 
飛び交うチョークの粉と
女子高生の猥談の側で
僕は、サナギになる準備を
早々に始めていた
 
 ....
濡れそぼつ手で
旋律を撫ぜるかのやうに
彼は私の
両の乳房に、そつと
指を這わせてゆき
 
それはあたかも
神聖な儀式であるかの如く
誰も目にすることのない
真つ暗な室内で
執り行 ....
今はもう
落ち着きを取り戻した
ネオンたちが
 
まだ 空を
侵食している
 
 
その事実を知っていても
 
僕は
何をする訳でもなく
 
36℃の体温と一緒に
ベッドへ ....
ぽろぽろ、と
止まらなひのです
 
(それはあたかも)
 
言葉が
止まらないかのように
 
 
緩く
 
柔らかに
 
止まらなひのです
 
 
昨日、最後の宇宙人は ....
ゆうさくさんの山中 烏流さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ワンダーラスト- 山中 烏 ...自由詩9*09-8-17
青年日和- 山中 烏 ...自由詩3*07-10-13
自慰- 山中 烏 ...自由詩13*07-7-13
都会の夢- 山中 烏 ...自由詩407-4-14
なみだが- 山中 烏 ...自由詩407-3-23

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