ねぇ、そもそも、
からだの中心ってどこに
あるのかしら?

ただ、
丸くなって眠るきみは
ドーナッツのなかま、みたいねぇ

まんなかの空白のふしぎがやがて
きみの中心のような気が ....
ここから
逃げ出したくて
とても
逃げても
そのさきからまた
逃げるのだと
知っているから
私は


だから


ただ抱かれたいだけ
その腕に
つよく
それだけ
それ ....
気の早い春一番は 潮鳴りのようなおとを立て
町の上空をゆくのでした
「僕ら、結婚するかな」
彼が昨夜言ったことばが、洗っていたおさらから急に飛び出してきて、ひっこめるのに苦労しました。わたし ....
好きなものを好きと声を大に
欲しいと喚きながら手から奪って
泣きながら抱き締めて首を横に振る

それだけで あたしのもの。


戻れるのなら
どうか

醜くても 無様でも

 ....
おんなのこにうまれたら・・・

きっと、誰も、夢にみる・・・

たった一人の特別な人に・・・

「だいすき」のチョコを・・・

震える手で差し出す日を・・・


         ....
今、あなたに
隣にいてほしい

寒くて
さみしくって
自分を保てないよ

{引用=
暗い空
暗い部屋
息が詰まりそう



何を言っても言い訳にしかならないけれど
もう ....
あのひとからの手紙を
今朝もポストのうしろにしゃがんで待っていた
つらくはない
もう毎朝の行事だから
ご飯を食べて 歯を磨くのとおなじこと

眠りの浅かった夜があけると
いつもどうしてか ....
あなたの言葉半分を下さい
そうすれば
僕の詩は読めるものに
なるかもしれない

あなたの作る倍の時間は下さい
そうすれば
僕の詩はまともなものに
なるかもしれない

言葉の半分と
 ....
必死で隠そうとするのに
今欲しい闇は現れない

全てが君の目に留まって、全てが私の目に留まって
全てが息苦しいよ

こちらから逸らせた瞳
逸らせた後になぜか
ポロリ
涙がこぼれた
 ....
野に咲く白い花の可憐さを
優しさに満ちた眼差しで
静かに見つめる心を
わたしは肯定する


踏み躙られた拙い夢の儚さを
悲しみに満ちた眼差しで
静かに見つめる心を
わたしは肯定する
 ....
大好きな
あなたの元で
何も考えずに
ぼぉっとしていられたら
どんなに幸せだろう


今を生きるワタシタチは
いつだって何かに追われ続けて
ゆっくり休む間もなく
新たな太陽に、おは ....
さよなら
とんがった優しさが
ふっている


まぶしいと言う
ブラインドの角度をさだめて
すきまから泳ぎだす朝
深く愛したものなど まだ
なかったけれど
よごれた壁の上に
 ....
君と僕にできること
それは優しさの眼差しで
雪の白さを歌うこと


君と僕にできること
それは愛しさの眼差しで
山の青さを歌うこと


歌の心は見た目じゃなくて
揺り動かされた心 ....
気持ちはもう届かなくて
きっと何を言っても
いい訳にしか聞こえないよね


繋がっていた{ルビ心=いと}

それを

断ち切ってしまったのは私


少しでもと願った言葉は拒絶さ ....
きっとめをつむっているうちに
文字はしずかに
みみのよこを抜けて
みずうみのように
空の低い
やさしい墓地のように
まっさらにひろがってゆく だろう



とうめいなかいだんが ....
あなたの事を 考えない時間なんて無い。

二人の思い出の場所を通りかかると本当に胸がちくっとしてしまう。

あなたは これから先 私を支えていく自信が無いといって泣いてしまいました。

女 ....
心の中と外見は共通しているようで していないときもある。

相手のために 自分が悪者になればいいとか 考えてるのは

それが相手には必ず伝わって ますます心に溝が出来てしまう。

良いのは ....
今の私は 人には言えない事ばかりしている

警察ごととかでなく 自分自身が ぼろぼろだ

何もかもが 嫌になってきている。

生きている意味も 死ぬ意味も 今は同等。


でも 夢は ....
地の果てまで行けば誰もいなくなるの?
地の果てまで辿り着けたら
あたしは一人になれる?

誰かといるから傷ついて
誰かといるから涙するんだ
それならもう、あたしには
誰かなんていらない
 ....
色々なことを 感がえてたら 朝になっちゃった。

夜は静かで 何をしようか 考えても けだるくて 体が動かなかった。

今は 小鳥のカワイイ声が あちこちから聞こえ ニュースも当たり前に

 ....
これまでの人生 辛いことも 楽しいことも たくさんあった

両親は 愛情たっぷりに 育ててくれた。

それは これからも ずっと変わらないと思う。

貴方への愛情は 両親が くれたように  ....
満水の夜に
感覚をとぎすませながら
無数の魚が泳いでいる
距離と、位置と、
上昇する体温と、
そういうものを
止めてしまわないように


蛇口に口をつけて
あふれ出すカルキを吸うと ....
しんしんと
しんしんと

目に見えない雪が積もってゆく
私の目の前

辺り一面を、真っ白に染め上げて

まるでなにも
悪いことは知りません。と
主張するように白く

その真ん中 ....
短い間の出来事に
こんなに心揺すぶられるとは正直思わなくてでも

やっぱり1/48じゃなくて1/18は
大きいと思う

大人なんかよりも、ずっと短い時間しか生きてなくて
だからこそ、子供 ....
錆び付いた夜
カタカタと軋んだ音をたてて
綴られていく 砂色のあした

バラバラと崩れていく 
哀悼の鐘の音

脆弱な信頼の鎖を断切った いま

かさぶたが 癒えるよりもすぐ ....
もう詩はかきませんと あなたは言った そんな かんたんにやめられることになれているのかしら 飽きやすいのね つまらない ため息

無力なんて こりごりだろうけど もう そんなことで 僕たちにむかう ....
他人を拒絶することなしに
自分を大事にできたらいいのになぁって思う

他人も自分も大事にしながら
楽しい時を過ごしたいなぁって思う

自分のことで精一杯で

…いや、むしろ他人を大事に ....
星々は願いの重さ堪え切れず 儚く散るよ宇宙の果てに
瞬きは啄ばむような口付けを溢しているから口付けをしよう
夜の空寒さが増せば増すほどに輝いている誰かの涙 
他人に優しいって事は
自分にも優しいって事かな
君に優しい顔を見せるたびに
僕は自ら犯した罪を
古いものから順に消し込む



過去に犯した罪を贖う為に
君の気侭な振る舞いにも優しさ ....
日常の、ふとした一瞬に、かすめていく

まだこんなにもおぼえている

まだわすれていない

気持ちの表面は、ぬりかえられた

記憶のすべては、遺伝子まで書き換えられたよう

わ ....
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