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雲無しの高い青空に
ひりひりと胸の底が焦がれ
季節外れの山藤は
頭の痛くなるほど
甘い香りを振り撒いて
どこまでも高い蒼穹を見上げて
わたしの存在は拡散してゆく
伸ばした指先はほら
....
赤いダリアがうつむいていた
街灯はちかりちかりと電池切れ
濡れることに疲れたわたしは
通りすがりの民家の軒下で雨宿り
出窓に座るドラえもんと目が合った
車が水しぶきをあげて ....
shuさんのあずみのさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
焦燥感
-
あずみの
自由詩
6
07-8-12
夕立
-
あずみの
自由詩
7
07-7-13
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