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冷たい光が壊れながら
憧れる者の手のひらに落ちるとき
夢見る心は　いっそう痛々しく
冬の真昼の傷を負う

さびしさの傷　悔恨の傷
むなしさの傷　かなしみの傷
降りてやまぬ傷は　風に舞　.... 黄昏時に　影が伸び
逢魔が時に　まどろむと
冷たい風にさらされた

まかりいでたる　紅マント
不気味に微笑む白面に
口をふさがれ　さらわれて
茜の空に　舞い上がる

夕焼け雲か　蜃気　.... 散りゆく影を追い
夢は螺旋を描く

振り向かれることも
交錯することもなかった
微笑みが蘇る

たゆたう　まなざし
銀は舞い散るのに
光りは指から
こぼれる

触れられず　....

たかよしさんのまどろむ海月さんおすすめリスト（3）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
トワイライト	- まどろむ ...	自由詩	4	06-2-16
黄昏アラベスク	- まどろむ ...	自由詩	6*	06-1-30
悲の舞い手	- まどろむ ...	自由詩	7*	06-1-7

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