あなた雰囲気が匂うわ

何が?

雰囲気よ



あなたもわたしを検索している
舐めている
舌の先に 真冬の北極星

ゴミか怨念か
侘びか汚れか
わからなくて
細 ....
どうぶつの心の内容を覗きみることは、自然科学の領域ではタブーだし、
主観的にそれをやっちゃうと、サイエンスではあり得なくなってしまう。
それはもはやブンガクだ。
どうぶつ奇想天外法だ。
 ....
SM嬢が眼鏡をかける 眼鏡を外す
冬の太陽が目を差す 目をそむける

まどろむ午後の 寒冷なムチ音の
走り騒ぐ子供たちの奇声と昨日のムチ音と

暖房を弱から強へと黒 ....
やっとのことでぬくもった指が
水にふれた
気がした


また凍るのか


雪の味をいつまでも
いつまでも憶えていて
そういえばそれはひどく愛しかった

はるか上空から
落ちて ....
体いっぱいに
内臓や肉や骨を詰め込んで
さあ出発だ
横断歩道を渡り
魚の肌を横切り
宇宙ができる以前から咲いている花を
アスファルトに練り込みながら通り過ぎて
コンビニとともに混濁する
 ....
宇宙から来たワレワレは
人間に命令をす、


踊れ

ロボットダンス、



いやいや、地球の動物なる模写をも取り入れることよ
鳥のように舞い しなやかな鹿の飛び ....
ぼくは潜水艦になる
押し入れのハッチを閉じて
ながいながい航海にでる
まっ暗の中のひとすじの光は
消えることのない流れ星

ぼくは潜水艦になる
黒いごみ袋に入って
埠頭についたパパとマ ....
幻は所詮幻だと
嘲笑う雨のメロディ
耳に痛いリズム
もうなんにも聞きたくない

あなたの居ない部屋を
満たしていく雨の気配
水圧が増して
なんにも聞こえなくなる手前


性器がこ ....
ようやく朝がきているよ
そんな嘘で早起きをした
きみのなかはどうなってるんだろう


街中のプラスチック踏んづけて
はだしできみを追いかける
冷えたアスファルトとうらはらに
 ....
なんか嫌な予感がして
目を覚ました。

ら、オッサンが枕元に正座しており。
めんどくさいけど突っ込んだら神様だって言う。

これ水木しげるの世界きたよ。
貧乏神か貧乏神だなと問い詰め ....
太陽から地球まで
宇宙天気は穏やかな状態が続いています

太陽風は次第に速度を下げ320km/秒の低速
磁場強度も2〜3nTと弱めです

昨日上昇していた太陽風の密度は
最大で10個/c ....
なにも伝えられない
こんな夜は

静かにあなたの詩でも読んでいよう

なにも言えない
こんな夜は

静かにあなたの歌声でも聴いていよう


今夜だけは

あなた
ひとりでい ....
未来に
あくびをさせるな
過去なんかに
囚われるな

高ぶる感情のまま音を紡ぎ上げ
楽器を演奏するジャズメンのように

その瞬間に熱狂しろ

目一杯着飾って
トランペットを持ち
 ....
知ってる?

光は糊なんだよ
光がCやHやOをくっつけて
それが糖
その集まりが炭水化物
それに根が吸い上げた
NやPやSがくっついて
アミノ酸だたんぱく質だ脂肪だっていうわけよ

 ....
桜風にさらわれ春が来ました

小刻みに震える世界

ほとんど嘘みたいな青空にのびていった

飛行機雲のお絵描き

駆ける疾走鼓動

ブラックライトは光って光って輝いて
 ....
誰かの掌から滑り落ちたゴムホースの水が、誰かの足元の
地面のうえで、いつまでも意味もなくぐるぐるループしているよ

足元の芝生のうえで、いつまでも誰かの想い出の芝生のうえで、
ゴムホースの ....
朝の窓へ起き上がればいつも
眠りと夢の、仄明るいマーブルが
窓形の光に飲み込まれて、消える
その途端、光の中を雨のように下降する黒髪と
閉じたまま濡れてゆく傘の内側のように黙った胸 ....
透明な午後の破璃に
音もなくつもる
春のひかり

硬質な伽藍世界に
微かな不協和音はひびき

その波動は宙へ
幾億光年の彼方へ

おだやかな春を伝える
{ルビ信号=シグナル}とな ....
じつは、人間じゃありません
きょねんの
夏の明け方に
とあるスクラップ置き場で
生まれました
ボクの名前は
ゴミトンと言います

なぜだかわからないけど
地面に落ちてるモノが好きです ....
空を切る指を
あたしは掴まずちょっと舐めて
堕ちてゆくのを只見てた
丁度太陽が沈んでゆくみたいに


爪にのせた艶やかなピンクベージュ
貴方に捧げるレクイエムになればいいな
足首に飾っ ....
『Mi-26(人工衛星)』

 マゼラン星雲で起きた知的生命体の滅亡を十三年前に観測した人工衛星Mi―26は、もともとわれわれの星へアンテナを向けていた軍事衛星です。
この人工衛星に据え付け ....
流星群は行ってしまった
銀の光の尾は思ったほどの残像を残さず
地に這うものと宙空の距離を
夜という名で引き離す

星が流れる
わたしは物語として知っている、
祈りのかたちで
手を胸 ....
 窓から差し込む青く透明な光に、ベッドで眠る彼の顔が夜明け独特の清浄な暗さに染められていた。
 こうして彼の寝顔を見るのは久しぶりだ。ぐっすりと眠る彼の顔はとても疲れていて、羽を休めるぼろぼろの ....
夜明け前 ぼくらの宇宙(そら)では
屋根ではじけた流星が うるおいの濃紺に飛び散るんだ
プレアデスの向こう 溢れ出てくる流星を
君の瞳に刺しゅうして
対になった星の光が ちかちか燃えるのを見て ....
ほら、前人未到の海だよ
砂は白
水は青
有機物は微塵もなく
死体は永久に腐らない
したがって問題は死に方なのだ

あまりに苛烈な孤独ゆえ
君は事態が飲み込めない
あまりに冷徹な執行ゆ ....
海と繋がっている

照り照りとした
小さなオパールをつまんだとき
海水の温度のようだった

人いきれにむせる空気の中で
そう感じたのは
単なる錯覚ではなく
この生命の何処かで
潮の ....
ひとつひとつ、はげしい輪廻のあとに、夜は摘み取られてゆく。現世の庭にしどけなく積み重ねられた夜の鏡像は、大地の核に至るまで、ことごとく破壊されている。光は輝くことをやめた。色彩はひろがることをやめた。 .... 送電線の下をくぐって
アスファルトの海を
ぼくたちは、
泳いで、


はりめぐらされる
緯度や経度に
足をとられながらも
ひたむきに
日帰りの旅をくりかえす
ねむる前、ときどき
 ....
  ガリレオよ、宇宙をソラと呼ぶ人の名前を君は覚えているか 


  天地の神話が始まるまではあなたもわたしも素粒子だった  


  くるくると回る土星の輪っかから天体オペラが流れて ....
歩き疲れた素振りを見せず
意固地なくらい背筋を伸ばして
灯りの少ない舗道を歩けば
月の兎と靴音だけがついてくる


無感情に道程を辿り
行く手を遮る列車を見送ると
何故かしら
乗りそ ....
北街かなさんのおすすめリスト(310)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鬼乱- ヨルノテ ...自由詩208-2-6
青虫のキモチになって考えてみました- 散文(批評 ...9+*08-2-4
冬の太陽とS嬢- ヨルノテ ...自由詩308-1-18
処女雪- アオゾラ ...自由詩1008-1-3
sa-- 葉leaf自由詩9*07-9-28
踊日- ヨルノテ ...自由詩207-9-18
潜水艦の季節- くろねこ自由詩1107-9-18
水底の死- 衿野果歩自由詩4*07-8-30
自称彗星アオゾラ誤爆- アオゾラ ...自由詩6*07-8-30
神様が来た!- 菊池ナン ...自由詩1507-8-1
宇宙天気ニュース@現代詩フォーラム- 小池房枝自由詩12*07-7-26
こんな夜は- 乱太郎自由詩24*07-7-17
Dig- Porter自由詩26*07-6-3
- A-29自由詩2*07-5-3
嗚呼わかんねぇよ世界なんか- こめ自由詩10*07-3-21
フリーズ- 自由詩6*07-3-14
マーブルが、消える- A道化自由詩1407-3-12
春の信号機- 青色銀河 ...未詩・独白307-3-5
じつは人間じゃありません。- 自由詩6*07-2-2
爪のほうが大事なの- ロリータ ...自由詩407-1-2
神はいいます、人の心には光があると- イダヅカ ...自由詩3*06-12-31
祈りのとき- 銀猫自由詩25+*06-12-18
愛の墓場- ロリータ ...散文(批評 ...2*06-11-10
流星を刺しゅうして- たちばな ...自由詩9*06-10-29
- A-29自由詩2*06-8-3
海とつながっている- 銀猫自由詩19*06-6-6
内在- 葉leaf自由詩13*06-2-28
ブレス- 望月 ゆ ...自由詩55*06-2-4
千夜一夜に星の話を(こっそり短歌祭)- 嘉野千尋短歌10*05-11-11
タクト- 銀猫自由詩7+*05-10-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11