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そう君は
通り雨みたいなものだったんだ
たくさんの染みを僕につけて

そう君は
通り雨みたいなものだったんだ
いつかは去って染みは消えて


立ち尽くす僕を困らせて

乾いた心を ....
初めての朝は海の中で目覚めた

期待に似たものに満ちた光と
生まれたままの姿で
あの人と二人浮かんでいた

私はすごく幸福で
そうして少し悲しかった
こんなに幸福な朝は
二度とこない ....
みっしりと命を詰めた白い箱
マッチの箱のような病院


その腕に繋がれた管 カラフルな
命の綱か
あるいは枷か


真っ白なシーツの上で
しぼんでく 風船のようだったおなか

 ....
回転する空から
星がこぼれた夜

間違って少し失って
傷口がまた開いて


どうして人は
手を伸ばしても星は掴めないのに
大切な人の傷口に
ナイフを突き立てることはできるんだろう
 ....
幻は所詮幻だと
嘲笑う雨のメロディ
耳に痛いリズム
もうなんにも聞きたくない

あなたの居ない部屋を
満たしていく雨の気配
水圧が増して
なんにも聞こえなくなる手前


性器がこ ....
北街かなさんの衿野果歩さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
after_the_rain- 衿野果歩自由詩3+*09-6-21
始まりの朝- 衿野果歩自由詩409-5-23
ノアの箱舟- 衿野果歩短歌209-5-2
Missing- 衿野果歩自由詩6*08-6-13
水底の死- 衿野果歩自由詩4*07-8-30

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