目覚め始める力を前に
    俺は今の自分の無力さを知るだろう


 太陽に刻み込んだ 誓いのタトゥー


これが消えるまで 俺は君を愛し続ける
  たとえ肉体が朽ち果てようとも
  ....
夜明け前に
起き上がった俺は
残骸を見る
無邪気に笑う笑顔の影
闇が消える刹那の
野望は崩れて
やがて殺人的な光が
俺を打ちのめすだろう
金色の光の一筋が
俺の身体を貫くだろう

 ....
雨の部屋に静かに崩れる砂の声に
それでも傘を差せずにいる
いつも狭い夕暮れだった
零れていくものといえば、僕らの影ばかり

当たり前なほどに
当たり前はなくて
二十年後の空の色よりは
 ....
悲惨なニュース
雨が止まぬ
今夜もきっと
分かりあえない

夜雨の中で
殺された手の
ぬくもりだけが
街にヤサシイ

欲しくない靴、どれも汚い
笑えてるけど、なぜ不満足
十字路 ....
ささくれた指で優しく音楽を奏でることはできない

掻き揚げた髪が汚れていたら誰も振り向かない

どこかで汽笛が鳴っているじいちゃんの昔の思い出

湖が七色なら魚は棲んでいない

今日も ....
待っているのかな
「電源は入れておく」
君はそう言っていたけれど
 
やっぱり  不安
君はバカだと怒るだろう
……でも

画面の向こうで君は
僕を待っているのかな
待っていて ....
1人淋しい夜が明け
    人知れず街並みを見つめる

  カーテンから零れる日だまりの中で
      急に涙が頬を伝う
 届かなかった想い 言えなかった感情(きもち)

   もう  ....
「えくぼ」


六月の風にゆれる
さくらの葉っぱ。
よく見たら
ぽつぽつ 穴があいている。
虫に食べられてしまったのだろうか?

穴は どこかの虫の命を みたして
穴は みずみずし ....
早朝朝日と共に明ける躁鬱
四角の動力源を摂取し動揺


さあ
今日も消音機を身に付けよ


怠惰な遺体 もう動きませぬ
排他な事態 もう笑えませぬ


教育ノ名の元の情欲掃溜場 ....
白んだ夕焼け見て
温い音を鳴らして鼓動している
眼球の裏が冷めた目で僕を見ている

揺れる揺れるチカテツは揺れる
まわるまわるチカテツがまわる

平然と踏みつけているこれは
唯一友人と ....
覚醒の寒流
眠けのぬめり
両端をめぐるもの
みずのようにそこに落ちる

自虐的な痛覚
人からの柔らかな傷み
痛くて痛くて
いたみは体を経て力へと

つながらない傷
繋がれている軽 ....
もう感じない夕陽の綺麗さ

もう感じない蝉のはかなさ

もう感じない川のせせらぎ

もう感じない授業のつまらなさ

もう感じない世界の大きさ

もう感じないポイントへの意識

 ....
僕は水滴の海の中にいるらしい
あれからずいぶんと辺りに溜まりだして
毎朝、水没していく海岸線を眺めている



君を思い出す時、それは決まって朝で
想い出の中の君も、それは決まって霧の中 ....
1、

ある朝起きたら母さんが
顔を剥がしていた。

止めようとしたけど怖かったから、柱の陰に隠れて見てた。

あちこち痒かったから(かいたら芽が出るわけだけれども)「痒い」に集中してお ....
そっと
顔を埋めて
昨日の夢を見る
微笑んで

「よかったね」

ただ欲しがって
ぼくは
星にも
手が届かない
僕は今日も生きている

明日もいつもどうり

世界はまわりつずける

虹の色は常に七色じゃなくて

無限の色で作られる

手のひらから落ちる

富、栄光、そんなものどうでもいい ....
パン屋の前に立ち止まり
迷うが入る
チーズ入りのフランスパンを頼む
1人で全部食べる

町をぶらりと歩く
テニスのラケットが欲しい
安いのはデカラケしかない
ハードヒットには向かない
 ....
情けないなあ
そろそろ腹くくってさあ

覚悟を決めて

こんな鳥籠から飛んでいっちまえ
瞳を閉じ

静かに自分と対話する


そこに見えてくるもの


きみの笑顔


俺の守りたいもの
青い 朝爪
くとん と
葉の 胸

黄緑 透ける脈

まだ
まぶしいの

月に
あずけてた 
から
大好きですと

声に出すのが

照れくさくって

何にも無いけど

僕の人生を

君にあげたらば

それは僕の

傲慢かなぁ。
運命は少し回る ギシリ 音をたてて
運命は少し回る ギシリ 軋みながら

ほら誰もいない

汚らしい僕が一人

手にこびりついた孤独 誰もいない

その独白

答えは ....
 子供の頃から
 一人だと感じていた

 見栄を張り合う親の中で育ち
 親の顔色をうががって過ごした幼少時代
 
 心を通わす友達もいなくて
 弟 妹を虐めて
 心の憂さを晴らして ....
夜の静けさは
時折無償にわたしを切なくして
どこか遠く遠くへとわたしを急かす
その衝動に抗わずに
流されるままふらふらと
月夜の夜道をパジャマ姿で歩いたら
どこかどこかへ辿り着 ....
黒に染まる夜は
怖い
闇にある光は大好きで
暗闇の中に
蛍をばらまいて
自分の夢を数えている

お寺の鐘は
友達に
バイバイを言えという合図
妙に寂しくなる
そんな鐘がなる6時を ....
ファミレスのおもちゃ売り場は、小さい頃から特別なもので
欲しかったおもちゃがあっても
「ここはご飯を食べるところなの」って
一度も買ってもらえなかった
帰りに寄ったデパートのおもちゃ売り場には ....
君の集めていた小説の

5年ぶりの新刊が出ていた。

伝えたいのに

伝えるチカラがない。

君は知っているのだろうか。
なにかをもとめること
だれかがこたえること

いつからかおもわなくなった
むかしはすごくおもっていたのに
こたえとか、そういうんじゃなくて

ただ、しあわせになりたい

だいじょ ....
悲しみは なぜ
訪れるのだろう

忍び足で 近づく音もたてずに

涙は なぜ
こぼれるのだろう

想いの泉 溢れて・・・


自分に素直に やさしく生きる

そんな子供が 生 ....
黒猫 道で倒れている
わたしは黒猫 抱き寄せる
黒猫はわたし 抱き寄せる

黒猫 血を吐いている
わたしは黒猫 さすってる
黒猫はわたし さすってる

黒猫 風にじゃれている
わたし ....
蛙の子さんのおすすめリスト(58)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽のタトゥー- 美夜奈自由詩106-6-15
黄昏- ジム・プ ...自由詩2*06-6-15
蒸留水- 霜天自由詩706-6-15
「ふたり、夜、雨、青の雫」- 木賊ゾク自由詩5*06-6-14
おしまいピエロ- ラピス自由詩106-6-14
この画面の向こうの君へ- チェザー ...自由詩3*06-6-14
流れ星- 美夜奈自由詩206-6-14
なにもないうた。- まほし自由詩48*06-6-14
遺書- 明日葉自由詩1*06-6-14
まわるチカテツ- しでん自由詩3*06-6-14
流れるものはみな- シホ自由詩406-6-14
もう感じない君の気持ちがね・・・- こめ自由詩306-6-13
霧のある風景- みずほ太 ...自由詩106-6-13
その頃- ミゼット自由詩5*06-6-13
- 蓮見自由詩106-6-12
ピリオドを打たれた僕の人生- こめ自由詩9+06-6-12
休日- ペポパン ...自由詩4*06-6-12
覚悟- 神音自由詩206-6-12
守り続けたいもの- 美夜奈自由詩106-6-12
渡らせ夜- 砂木自由詩9*06-6-12
あなたにとって- プル式自由詩5*06-6-12
素晴らしき世界の果てに見えた逆さまの空の終わり、そして僕- Kj自由詩206-6-12
肩にかかる重み_希望に変えて- 山崎 風 ...自由詩5*06-6-12
[_海へ海へ_]- 渕崎。自由詩206-6-11
少年コーラ- ゆうさく自由詩5*06-6-11
あの時欲しかった指輪- 壺内モモ ...自由詩3*06-6-11
だろうか- プル式自由詩2*06-6-11
ハピネス- りぃ自由詩106-6-10
贋作、_ぼくのなかの_のび太- Lucy.M.千 ...自由詩406-6-9
黒猫- アサリナ自由詩7+*06-6-9

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