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のんちゃんの
さんりんしゃは まっかかで
はんどるのとこに
いろんないろの
フサフサが ついていた
あか あお きいろ みどり しろ
いつつも ついてて きれいだった
あしでけって さか ....
その大きな手は
いつもどこかにあって
5才の目には映らない
小さな手で
探し当てたのはシャツの端っこ
まよい子が迷子にならないように
届くはずがないと
街の底から見上げれば
と ....
いくどめの夏の陽を
やわらかな肌に射し
花と笑い
鳥と歌う
口もとから
こぼれるものが
微笑みであるように
眼から
あふれるものが
光とな ....
今日、会いたい
きみを待った
時計の中で明日を迎える