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眠り続ける彼を抱き上げた
だらんとだらしなく細い手足
蒼白い月に照らされた瞼の舞台で
華麗に踊るのは悲しみの輪
狭い場所で生きてきた彼の
存在意義などあっただろうか
持ち上げても重みの ....
君によく効く薬をあげよう
思い出に羽をつけたら 時間がもどった!
涙を海に流せば 希望が見えた!
淋しさを詩に変えれば 勇気がめばえた!
くやしさ ....
最上級の褒め言葉といえば「あら、とっても
素敵なお洋服ね」などという言葉しか知らな
い。よく考えてください、と担任の及川に言
われたこともあったが、彼はその話になると
いつも私のスカー ....
あなたといる夜
私はとっても眠たくて
あなたが話し掛ける声を聞きながら
私は眠りの世界に引きずり込まれる
あなたのいない夜
私はとっても寂しくて
あなたのいないこんな夜こそ
私はゆっ ....
自分を売る少女が
ドレスを脱ぎ暗い部屋で
見知らぬ男に奉仕します
笑顔で優しい口調で喋ります
心を捨て去って
時間に追われ窮屈だと
小さな暗がりで思うけれど
口にしてはいけません
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